試合情報

レクタングルバナー

初心者観戦ガイド

TOP > 試合情報 > みどころ

カウントダウンコラム [開幕まであと10日]

【開幕10日前】新生チーム同士の「熱き」対決!
他球団対戦分析 横浜DeNAベイスターズ編

和田豊監督

2012年、和田タイガースの記念すべき初戦の相手、横浜DeNAベイスターズ。両チームの年間対戦成績では現在タイガースが7年連続勝ち越し中。しかし今年もそんな相性が通用する保証はない。まずは相手に改めて苦手意識を植え付ける意味でも、開幕のドーム3連戦は非常に重要になってくる。

今年のベイスターズの先発ローテーションは、開幕投手候補の高崎投手、三浦投手に弱冠20歳の国吉投手が中心。中でも昨シーズン途中に育成枠から支配下登録、一躍今年の開幕投手候補に名乗りを上げた国吉投手には要注意!195㎝の長身から、150㎞前後のストレートに多彩な変化球と、緩急も使える。これまで国吉投手がタイガース戦に登板することはなかったが、「初物に弱い」などとも言われるタイガースにとって、心して臨みたい相手だ。また、38歳の三浦投手も、今年は元気。かつてはタイガースキラーとして立ちはだかったベテランも、ここ数年は思うような結果を残せていないが、タイガースが攻略したというよりは、本人の不調が原因と見た方がよいだろう。決して油断はできない。対三浦投手に関しては、比較的相性の良い平野選手の働きがひとつの突破口となるのではないだろうか。そこを起点に機動力を駆使して「いかにして1点を奪うか」という攻め方で攻略したい。

一方、ベイスターズの打線で気になるのは、新たに巨人から移籍してきたラミレス選手の存在。ラミレス選手が昨年唯一、三割超の対戦打率を残した相手がタイガースだった。ラミレス選手に対して相性がいいのはスタンリッジ投手。チームが変わって、単純に比較することはできないが、ここが抑えるべきポイントの一つであることは間違いない。

戦術的にはオープン戦で、盗塁を多用したりスクイズを見せたりと、これまでにあまり見られなかった機動力を発揮。新監督効果でチームの雰囲気は「熱く」、これまでとは明らかに違うチームに変わりつつある。

開幕カウントダウンコラム完全版は携帯・スマホサイトで!!