
4/6(金)~4/8(日)は阪神甲子園球場でジャイアンツ戦が行われます。今シーズン初の聖地甲子園球場での伝統の一戦。昨年の対戦成績は11勝11敗2分とがっぷり四つの五分。強敵ジャイアンツに対して我らがタイガースはどのような戦いを挑むのか!気になるジャイアンツ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
思えば、昨季も”伝統の一戦”から数々のドラマが生まれた。
初戦ではいきなり延長戦に突入。規定の3時間半を過ぎてタイムリミットが迫るなか、新井良が移籍後初安打となるサヨナラ打を放ち、劇的な勝利で初陣を飾った。また、ケガを乗り越えて見事な復活を遂げた岩田が、578日ぶりの白星を挙げたのもジャイアンツ戦。試合後のヒーローインタビューで人目をはばからず号泣する姿に、日本全国の虎党が心を打たれた。ほかにも敵地・東京ドームでのクリーンアップ3連発など、見どころは多岐にわたった。
そんなジャイアンツとの対戦内訳は11勝11敗2分とまったくの互角。このカードは昨季だけでなく2009年から引き分け続きとなっていて、3年連続で決着がついていない。ライバル対決にふさわしい好勝負ともいえるが、今季こそ勝ち越して白黒をはっきりさせたいところ。宿敵・ジャイアンツとの伝統の一戦は、今季も甲子園から熱い火花を散らす。

先発陣を中心とした大型補強に注目が集まりがちだが、実力派のそろう救援陣にも十分注意が必要だ。特に高木康、山口、久保には昨季防御率1点台と抑え込まれている。試合終盤の攻防は一筋縄ではいかないだろう。
しかし、そんな心配は巨砲・ブラゼルのバットが一掃してくれそうだ。ブラゼルは昨季のジャイアンツ戦で打率.397と抜群の相性を誇る。先発・救援別で見ても、先発にはチームトップの3本塁打、13打点に打率.333と主軸打者にふさわしい長打力を発揮。そして救援陣に対して、打率.545と驚異的なハイアベレージをたたき出しているのだ。天敵の主力救援陣に対しては、相性のいいブラゼルの前に好機を演出できるかが1つのポイントになりそうだ。
なお、ブラゼルは敵地の東京ドームで打率.367とこちらも好成績だが、聖地・甲子園での打率は.419とさらにはね上がる。ファンの声援を力に変える頼もしい助っ人は、期待を裏切らないスイングで巨大戦力を打ち砕く。
※文章中のデータは2011年シーズン終了時点
| 先発・救援 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 打率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 先発 | 51 | 17 | 3 | 13 | .333 |
| 救援 | 22 | 12 | 0 | 3 | .545 |
※データは2011年シーズン終了時点


















