
4/17(火)~4/19(木)は、ほっともっとフィールド神戸と阪神甲子園球場でスワローズ戦が行われます。昨年の対戦成績は14勝10敗と好相性の相手。今年も相性が良いままに勝ち星を積み重ねていきたいところです!気になるスワローズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
神宮球場で行われた前カードは、1勝1分とタイガースが勝ち越した。
雨天中止の後に迎えた第1戦は、3回までに5点を先行される苦しいスタートとなった。しかし、新井貴の本塁打などで猛虎打線に火が付き1点差へと迫ると、最後は俊介の意表をつくスクイズで同点。5点のビハインドを帳消しにする執念のドローだった。
第2戦は今季、復活を目指す安藤が先発マウンドに立った。毎回走者を背負いながらも持ち味の粘りのピッチングを披露し、7回を無失点に抑える好投。打線もブラゼルの2打席連続本塁打で後押しし、安藤は2010年8月以来、実に595日ぶりとなる勝ち星を手にした。故障、不振と長いトンネルを抜け、タイガース投手陣に頼もしい男が帰ってきた瞬間だった。
昨季の対戦内訳は14勝10敗とタイガースがリード。さらにホームゲームでは10勝2敗と圧倒的な強さを誇っている。相性の良さと、地の利を生かして同一カード3連勝を狙う。

昨季、スワローズ戦でともに5勝を挙げたメッセンジャー、久保の両先発に期待したいところだが、メッセンジャーは前回対戦で3回5失点、久保はインフルエンザ明けと両者とも状態は万全ではないもよう。今カードでは先発投手だけでなく、救援投手による働きもカギを握る戦いになりそうだ。特にセットアッパー・榎田には、必勝リレーの一角として大きな期待が集まる。
前カードでは2試合に登板し、2ホールドをマーク。特に第1戦で同点とした直後に迎えた、1死一二塁のピンチからカットボールで連続三振を奪ったピッチングは見事だった。
榎田の代名詞となりつつあるこのカットボールは昨季も威力を発揮し、スワローズ戦では11打数0安打5奪三振と全く打たせなかった。スワローズが終盤にしつこく食らいついてきても、レフティセットアッパーの必殺カットボールがある限り心配無用だ。
2年目のジンクスなどどこ吹く風とばかりに、安定したピッチングを続けている榎田。終盤の反撃をピシャリと断つ爽快(そうかい)なピッチングから、ますます目が離せない。
※文章中のデータは2012年4月9日終了現在
| 年度 | 球種名 | 打数 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 被打率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2011 | カットボール | 11 | 0 | 0 | 5 | .000 |
| シンカー | 8 | 2 | 0 | 2 | .250 | |
| ストレート | 8 | 4 | 2 | 0 | .500 | |
| フォーク | 1 | 0 | 0 | 1 | .000 | |
| シュート | 1 | 0 | 0 | 0 | .000 | |
| スライダー | 1 | 0 | 0 | 0 | .000 | |
| 2012 | シンカー | 3 | 1 | 0 | 0 | .333 |
| カットボール | 2 | 0 | 0 | 2 | .000 | |
| ストレート | 1 | 0 | 0 | 0 | .000 |
※データはすべて2012年4月9日終了現在


















