
4/24(火)~4/26(木)は阪神甲子園球場でカープ戦が行われます。昨年の対戦成績は12勝12敗と五分の成績ですが、今季は2勝1分と先勝できたものの油断のできない相手です!気になるカープ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
マツダスタジアムでの前カードは、直前まで6連勝中だったカープを相手に2勝1分。タイガースが見事に赤ヘル軍団の勢いを止めてみせた。
第1戦では好調を維持していたカープ投手陣に対して猛虎打線が大爆発。鳥谷が今季第1号を放つなど、15安打10得点の猛攻で今季初の2ケタ得点を挙げる快勝だった。
第2戦では久保が今季初先発した。インフルエンザによる出遅れを感じさせない素晴らしい投球を見せると、新井貴の2打席連続本塁打などでカープ先発・福井を攻略。最後を3者連続三振で締めた守護神・藤川は、史上5人目の通算200セーブを達成した。
第3戦では前回登板時にノーヒットノーランを達成した、カープのエース・前田健との対戦。終盤までビハインドの展開が続く苦しい試合展開となったが、1点を追う7回表に代打の切り札・桧山が同点打を放ち、引き分けに持ち込んでみせた。
昨季の対戦内訳は12勝12敗と全くの互角だったが、順調な滑り出しを見せた今季は勝ち越しの期待大。4月最後の甲子園は、六甲おろしの大合唱で締めくくりたい。

前カードは3試合で26安打、15得点と打線が奮起。甲子園で見守るファンの前でも力強い打棒をぜひ見せてほしいところだ。そのためには打線の中核を担う、4番・新井貴の一打は欠かせないものとなるだろう。
パワフルなスイングを持ち味とする新井貴だが、この男の真骨頂は打点を稼げるバッティングにある。昨季は得点圏打率.305をマークし、ここぞの場面で高い集中力を発揮。カープ戦でもその勝負強さは健在で、得点圏で打率.313、チーム2位の13打点と見事な数字を残した。
打率.500、2本塁打、6打点と大活躍を見せた前回対戦でも、得点圏で2打数2安打とさすがの勝負強さを披露。好機を確実にモノにするその姿は、まさに4番と呼ぶにふさわしい貫禄(かんろく)だ。
猛虎打線の中核として強烈な存在感を放つ新井貴。主砲のバットから打点が生まれるたびに、チームは勝利へ一歩ずつ近づいていく。
※文章中のデータは2012年4月15日終了時点
| 年度 | 打数 | 安打 | 打点 | 打率 |
|---|---|---|---|---|
| 2011 | 32 | 10 | 13 | .313 |
| 2012 | 2 | 2 | 2 | 1.000 |
※データはすべて2012年4月15日終了時点


















