
5/4(金)~5/6(日)は阪神甲子園球場でジャイアンツ戦が行われます。ゴールデンウィーク最後のカードは宿敵・ジャイアンツとの3連戦。きっちり3連勝して気持ちよくゴールデンウィークを締めたいところです!気になるジャイアンツ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
甲子園での前カードは、2勝1敗とタイガースが勝ち越し。勝利した2試合はいずれも完封勝利と投手陣の好投が目立つ格好となった。
第1戦ではジャイアンツキラーの能見が見事な快投。2安打10奪三振と強力打線をまったく寄せ付けず、今季初勝利を完封勝利で飾り、エースの貫録を見せつけた。
第2戦では昨季2戦2敗と苦しめられた、ジャイアンツの新顔・杉内と対戦。初回に相手のミスに付け込んで1点をもぎ取ると、先発・スタンリッジが6回無失点と好投。その後は筒井、榎田、藤川と無失点リレーで切り抜け、虎の子の1点を最後まで守り抜いた。
第3戦では初回から小刻みに失点を許す苦しい展開。終盤に新井貴の適時打で反撃の兆しを見せたが、惜しくも同一カード3連勝を逃した。
4月28日から始まるゴールデンウィーク9連戦中、ジャイアンツ戦は6試合もある。宿敵にきっちりと勝ち越して、交流戦前最後の甲子園を勝利の歓喜で包み込む。

カード3連勝を狙うためにも、開幕から不振の続く相手打線はこのまま眠らせておきたい。前カードに続き、投手陣の活躍が勝敗を左右するカギとなりそうだ。とりわけ、エース・能見の投げる試合では確実に勝ち星を手に入れたいところ。
昨季は球団タイ記録となるジャイアンツ戦8連勝を記録するなど、強力打線に対して相性抜群。前回対戦でも2ケタ奪三振をマークしたように、打者から次々と三振を奪う姿は実に爽快(そうかい)だ。
三振を奪う上で、大きな武器となっているのが落差の激しいフォーク。今季はこの自慢の決め球にいっそう磨きをかけ、フォークで三振を奪う割合は昨季を大きく上回っている。ジャイアンツもこのフォークを大の苦手としており、前回対戦でも4打数0安打3奪三振と抜群の威力を誇った。歴代最高とも称される、ジャイアンツキラーの称号はだてではない。
圧倒的な存在感で強力打線を手玉に取る能見。わずかな反抗も許さない投球で宿敵・ジャイアンツをねじ伏せる。
※文章中のデータは2012年4月26日終了時点
| 年度 | 球種名 | 奪三振 | 割合 |
|---|---|---|---|
| 2011 | フォーク | 71 | 38% |
| ストレート | 67 | 36% | |
| スライダー | 25 | 13% | |
| チェンジアップ | 22 | 12% | |
| シュート | 1 | 1% | |
| 2012 | フォーク | 12 | 45% |
| ストレート | 8 | 30% | |
| チェンジアップ | 3 | 11% | |
| スライダー | 2 | 7% | |
| カットボール | 2 | 7% |
※文章中のデータは2012年4月26日終了時点


















