
6/8(金)~6/9(土)は阪神甲子園球場でバファローズ戦が行われます。前回の対戦は1勝1敗で奪った得点も8-8と互角の勝負。場所を甲子園に変えてどのような戦いになるか!気になるバファローズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
バファローズとの最後の対戦カードは、5月に行われた敵地・京セラドームでの2連戦。
第1戦は、伏兵・川端に満塁弾、主砲・李大浩に2ランと投手陣が一発に沈むと、打線もバファローズのエース・金子千尋から得点を奪えず、無念の敗戦となった。
何としても白星が欲しい第2戦は、初回に新井貴の適時打で1点を先制。スコアを3-2として迎えた7回表には、マートンの適時打などで追加点を挙げると、続く8回にもマートンが今季2度目の猛打賞となる適時打をマーク。終盤に猛打がさく裂し、追いすがるバファローズを突き放した。投げては、先発・岩田が6回途中2失点と試合をつくると、その後は4人の救援陣が無失点に抑え待望の交流戦初勝利。チームの連敗も5で止めてみせた。
バファローズとの交流戦通算対戦成績は19勝14敗1分と勝ち越している。しかし、2010年から2年連続で負け越しているだけに、油断は禁物だ。注目の関西ダービー第2ラウンドのゴングが、甲子園に響きわたる。

個性派ぞろいの投手陣への対応が勝利のカギとなる。多彩な球種で惑わすエース・金子千尋に始まり、先発陣は多士済々。救援陣も平野、岸田の本格派タイプに、技巧派タイプの吉野、香月とバリエーションに富んだメンバーがそろっている。
そんな厄介な投手陣が相手でも、選手会長・関本なら勝利への活路を見いだしてくれるはずだ。
攻守にマルチな魅力が光る関本は、ボール球を見極めて出塁する能力にたけている。たとえ追い込まれても自らのバッティングを見失わないベテランの姿勢は、チームにとってもお手本そのものだ。
その類まれな選球眼が勝利に結びついたのが、5月23日のバファローズ戦。今季2度目のスタメンに名を連ねると、4打席連続で四球を選び、そのうち3つは得点につながった。冷静なまでに得点を演出する仕事人の姿に、指揮官も賛辞を惜しまない。
スタメンでも途中出場でも、自らの果たすべき仕事をまっとうする関本。研ぎ澄まされた選球眼に裏付けされたプレーで、チームに歓喜の瞬間をもたらす。
※文章中のデータは2012年5月31日終了時点
| ストライクカウント | 投球数 | スイング | スイング率 | リーグ平均 |
|---|---|---|---|---|
| 追い込まれる前 | 78 | 12 | 15% | 19% |
| 追い込まれた後 | 49 | 12 | 24% | 41% |
※データはすべて2012年5月31日終了時点


















