6/10(日)~6/11(月)は阪神甲子園球場でホークス戦が行われます。前回の対戦は1勝1分と我らがタイガースが一歩リード。この2連戦もしっかり勝って、昨年の覇者・ホークスに勝ち越しておきたいところです!気になるホークス戦のみどころを注目データとともにお届けします!
ホークスとの前回対戦は、5月に行われたヤフードームでの2連戦。昨季の交流戦王者であり、日本一連覇を狙う強豪に対して猛虎戦士は勇敢に立ち向かった。
第1戦は、4回表に金本の二塁打で好機をつくると、マートンの適時打で先制。7回にはマートンが今季初本塁打となるソロを放って追加点を挙げると、8回には鳥谷の適時二塁打でリードを広げた。投げては、先発・スタンリッジが7回無失点と好投。後を受けた榎田、筒井も無安打無失点で切り抜け、強敵を相手に先手を取った。
第2戦はホークスの新エース・摂津と対戦。打線は4回表にマートンの適時打で先制に成功。しかし、5回には先発・安藤が伏兵の細川に同点適時打を許してしまう。その後は両軍走者を出すもののホームが遠く、9回を終わったところで規定により1-1の引き分けに終わった。
ホークスとの交流戦通算対戦成績は15勝16敗3分と成績は拮抗(きっこう)している。交流戦最後の甲子園で連勝を飾り、聖地を勝利の大歓声で埋め尽くす。
ホークスはなんといってもクリーンアップが強力。球界屈指のミート力が光る内川、爆発的な長打力を誇るペーニャ、パワーとスピードを兼ね備えた松田といずれも一筋縄ではいかない強打者だ。この3人を抑え込めるかどうかが、勝利へのキーポイントになるだろう。
そんな強力ホークス打線を黙らせるには、ベテランリリーバー・福原の力が必要になってくるだろう。
昨季からブルペンを持ち場として存在感を見せている福原。鋭いストレートとブレーキの利いたカーブを巧みに織り交ぜ、ここまで防御率0点台と抜群の安定感を誇っている。
そんな福原のストレートは、年齢を感じさせない驚異的なスピードが自慢だ。今季36歳になるベテランでありながら、快速球を連発。最速153キロの速球は、若手時代とそん色のないスピードを誇っている。なにしろ今一番速いベテラン日本人投手は、虎のベテランリリーバー・福原なのだ。
時の流れと逆行するかのごとく、力強さを見せる福原のピッチング。若手顔負けの快速球で、若鷹軍団を撃ち貫く。
※文章中のデータは2012年6月1日終了時点
順位 | 投手名 | チーム | 年齢 | 平均球速 | 最高球速 |
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1 | 福原 忍 | 阪神 | 36 | 143.3 km/h | 153 km/h |
2 | 薮田 安彦 | ロッテ | 39 | 142.2 km/h | 149 km/h |
3 | 安藤 優也 | 阪神 | 35 | 139.3 km/h | 146 km/h |
4 | 岩瀬 仁紀 | 中日 | 38 | 139.2 km/h | 144 km/h |
5 | 岡島 秀樹 | ソフトバンク | 37 | 138.2 km/h | 145 km/h |
※ストレートを50球以上投じた選手を対象
※年齢は2012年度の満年齢