
7/3(火)~7/4(水)は松山坊っちゃんスタジアムでカープ戦が行われます。6年ぶりに行われる松山での試合は、ここまで6勝1敗1分と好相性のカープとの対戦。松山のお客様のためにも好ゲームにしたいところです!気になるカープ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
カープとの前カードは、新潟で行われた2連戦。2試合続けて鮮やかな逆転勝利を飾り、打線の奮起が目立つ試合となった。
第1戦は、序盤から点を取り合うシーソーゲーム。6-6で迎えた8回表、鳥谷が値千金の2ランを放ち、この試合3度目のリードを奪う。最後は守護神・藤川が3人で締め、両軍合わせて5本塁打が飛び交う乱打戦を制した。
第2戦は、先制を許した直後の7回表、2死二三塁から代打・桧山が同点適時打を放つと、鳥谷、平野、マートンと4者連続適時打で一挙5点を奪い試合をひっくり返す。投げては、先発・スタンリッジが6回1失点と好投。投打がかみ合い、鮮やかな連勝を飾った。
ここまでの対戦内訳は6勝1敗1分とタイガースが大きく勝ち越している。シーズンの折り返しも迫り、後半戦を見据えた戦いが求められてくるだけに、相性の良い相手は確実にたたいておきたいところ。戦いの舞台を松山に移し、猛虎自慢の集中打で再び連勝を狙う。

20歳の堂林、23歳の丸ら若手が数多くスタメンに名を連ねるカープは、チーム全体に勢いが感じられる。これまでの直接対決ではタイガースが圧倒してきたが、唯一敗れた試合ではその堂林に決勝アーチを許しているだけに、油断はできない。勢いのある相手を止めるためには、積極的な打撃をかわせるかがカギとなりそうだ。
そこで期待したいのが、打者との駆け引きに優れた歴戦のリリーフ右腕・渡辺だ。
5年連続45試合以上登板を続ける渡辺は、初球の被打率が.154と盤石。ストライクの欲しい初球は甘く入りがちで、守護神・藤川でさえ被打率5割と手痛い一打につながりやすいもの。しかし渡辺は、打者が手を出したくなりながらも、簡単にはヒットにさせない絶妙なコースに投げ込んでいく。堂林は打率.536、丸は.313と初球に強さを見せているだけに、攻撃的な2人に対してどのような投球術で料理するのか見ものだ。
中継ぎ陣の柱としてブルペンを支える渡辺。巧みな仕事人の技でフレッシュな鯉をさばき、チームの上位進出に弾みをつける。
※文章中のデータは2012年6月25日終了時点
| 順位 | 投手名 | 打数 | 被安打 | 被打率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 渡辺 亮 | 13 | 2 | .154 |
| 2 | 榎田 大樹 | 12 | 2 | .167 |
| 2 | 安藤 優也 | 33 | 6 | .182 |
| 4 | 久保 康友 | 17 | 5 | .294 |
| 5 | スタンリッジ | 23 | 7 | .304 |
※データはすべて2012年6月25日終了時点
※10打数以上の選手を対象


















