7/10(火)~7/12(木)は阪神甲子園球場でドラゴンズ戦が行われます。前回の3連戦は敵地ナゴヤドームで3連敗を喫しましたが、この3連戦は3連勝で前回の借りを返したいところです!気になるドラゴンズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
ドラゴンズとの前回対戦は、敵地・ナゴヤドームでの3連戦。
第1戦は、先発・スタンリッジが初回に3ランを浴びて先制を許すも、2回以降は投手陣の奮闘が光り、わずか1安打無失点に抑えて見せた。この奮闘に打線が応えたかったが、8回表にマートンの適時打で1点を返すにとどまり、初戦を落とした。
第2戦は序盤で6点を失う苦しい展開。打線は中盤に大和の2打席連続適時打などで追い上げを見せたが、反撃は及ばなかった。
第3戦は、粘りのピッチングを見せていた先発・メッセンジャーが7回に痛恨の勝ち越し打を喫し、打線も終盤の好機にあと1本が出ず、まさかの3連敗となってしまった。
ここまでの対戦成績は、1勝7敗1分とタイガースが大きく負け越している。相性の悪い相手だが、前回カードで今季初登板を果たした久保田が2試合連続無失点に抑える好救援。さらに第2戦では新井貴が4安打の固め打ちを見せるなど、収穫があったことも事実。前半戦を締めくくる甲子園9連戦を優位に戦うために、まずは天敵を打ち破る。
確実にリードを守り抜く野球が持ち味のドラゴンズは、救援投手の防御率が12球団トップを誇る。昨季リーグMVPの浅尾、剛腕ルーキーの田島らケガ人が続いても次々と穴を埋める選手が表れ、伝統の手堅いブルペンは今季も健在。タイガース打線が鉄壁の救援陣に対し、何かしらの打開策を打てるかどうかが打倒・ドラゴンズのキーポイントになるだろう。
そこでキーマンとなるのが、次代のリードオフマンとして期待を集める柴田だ。
優れたスピード面のインパクトが強い柴田だが、今季はバットでもアピール。救援投手との対戦で、打率.484の好成績をマークしているのだ。代打としても打率.667と抜群の結果を残し、首脳陣の期待に大いに応えている。終盤の大事な局面で期待の持てる柴田の存在は、実に頼もしい限りだ。この男のバットが打線の起爆剤となり、強敵・ドラゴンズを打ち倒してチームに勢いを付ける。
※文章中のデータは2012年7月2日終了時点
順位 | 打者名 | チーム | 打率 |
---|---|---|---|
1 | 柴田 講平 | 阪神 | .484 |
2 | 梶本 勇介 | オリックス | .400 |
3 | 二岡 智宏 | 日本ハム | .393 |
4 | 新井 良太 | 阪神 | .391 |
5 | T-岡田 | オリックス | .385 |
※データはすべて2012年7月2日終了時点
※20打数以上の選手を対象