7/27(金)~7/29(日)は阪神甲子園球場でベイスターズ戦が行われます。前半戦が32勝42敗9分という成績でしたが、後半戦は勝つことのみに集中する為にもこのベイスターズ戦で勢いに乗りたいところです!気になるベイスターズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
甲子園で行われた前カードは、交流戦明け最初のカードとなった3連戦。
第1戦は2回裏に浅井の内野ゴロの間に先制。しかし、試合中盤に逆転されると、ベイスターズの救援陣をとらえきれずに初戦を落とした。
続く第2戦は、先制を許した直後の1回裏、金本の3ランですぐさま逆転に成功。その後も2回に平野の適時打、3回にはブラゼルの2ランと、序盤のうちに7点を奪う猛攻で勝利を収めた。
連勝を狙う第3戦は、初回にマートンの先頭打者本塁打などで3点を先制。2回裏には平野のソロ、新井貴の適時打で加点し、試合を優位に進めた。投げては、先発・安藤が9回途中2失点の好投。交流戦明け最初のカードを2勝1敗で勝ち越した。
ベイスターズとのここまでの対戦成績は6勝5敗1分。ここ2カードはタイガースが連続で勝ち越しており、数字以上に優位に立った戦いを期待できそうだ。オールスター明け最初の甲子園でガッチリと流れをつかみ、真夏の大反撃がいよいよスタートする。
前回対戦ではいずれも先発投手が試合をつくり、打線の活躍もあって序盤のうちにリードを奪うことに成功した。勝利のセオリーとはすなわち、相手よりも先に点を奪うこと。今カードでも、序盤からの積極的な攻撃で主導権を握っていきたいところだ。
そこでポイントとなるのが、大ベテラン・金本だ。
猛虎打線の顔としてチームを支える金本は、序盤のチャンスにめっぽう強い。1~3回の得点圏打率は、リーグトップとなる4割ジャスト。前回対戦でも初回に先制点を許した直後、お返しとばかりに逆転3ランをたたきこんだ。序盤のチャンスで最も頼れるベテランスラッガーの一打に、期待するなという方が無理な注文だろう。
今年で44歳を迎えるが、まだまだチームに欠かせない影響力を持つ金本。数々のチャンスで結果を残してきたベテランが、ひと振りで勝利への活路をこじ開ける。
※文章中のデータは2012年7月18日終了時点
順位 | 打者名 | チーム | 打率 |
---|---|---|---|
1 | 金本 知憲 | 阪神 | .400 |
2 | 中村紀洋 | DeNA | .379 |
3 | 平野恵一 | 阪神 | .375 |
4 | 長野久義 | 巨人 | .370 |
5 | 阿部慎之助 | 巨人 | .367 |
※規定打席到達者を対象