
8/21(火)~8/23(木)は京セラドーム大阪と倉敷マスカットスタジアムでドラゴンズ戦が行われます。ここまでドラゴンズ相手に苦戦が続く我らがタイガースですが、上位へ行くためには何としてでも勝たなければいけない相手です!気になるドラゴンズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
ドラゴンズとの前カードは、後半戦の幕開けとなったナゴヤドームでの2連戦。
第1戦は打順1番に鳥谷、3番に好調の新井良を据えるなど打線を組み替えて挑んだものの、4安打無得点に終わってしまう。粘りを見せていた先発・メッセンジャーも中盤につかまり、初戦を落としてしまう。
第2戦は両軍無得点で迎えた5回表、平野の内野安打、小宮山の犠打で好機を演出すると、この日も1番に座った鳥谷が左中間への適時二塁打を放ち、先制に成功。この援護点を守りたいところだったが、先制した直後に追いつかれ、続く6回には勝ち越し打を浴びるなど投手陣が粘れずにリードを許してしまう。最終回には新井貴、代打・桧山の連続安打で反撃の兆しを見せたものの、あと一歩及ばなかった。
ここまでの対戦成績は3勝10敗1分とタイガースが劣勢。しかし7月の甲子園3連戦では勝ち越しを決めるなど、ホームでは互角の成績を残している。第二のホームである京セラドーム、そして倉敷の地で竜倒を果たす。

ドラゴンズ自慢の強力投手陣の前に、苦戦を強いられてきたタイガース。難敵を打ち破るためには、猛虎打線の底力を見せつける必要があるだろう。
それならば、虎のヒットメーカー・マートンに大きな期待をかけたい。
春先の不振から徐々に調子を取り戻しつつあるマートン。特にドラゴンズ戦における活躍には目を見張るものがある。竜と対峙(たいじ)するとヒットマンの血が騒ぐのか、5月1日からドラゴンズ戦で11試合連続安打中。勝利した3試合ではいずれもマルチヒットを放つ活躍と、助っ人のバットがチームに大きな貢献を果たしてきた。ドラゴンズのエースである吉見に対しても11打数6安打と、球界屈指の右腕をカモにしてしまうハッスルぶりだ。
マートンのドラゴンズ戦の打率はここまでチームトップの.340。巨竜討伐を成し遂げるヒーローの座は、赤毛のヒットマンこそふさわしい。
※文章中のデータは2012年8月7日終了時点
| 順位 | 打者名 | 打数 | 安打 | 打率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | マートン | 53 | 18 | .340 |
| 2 | 金本 知憲 | 37 | 11 | .297 |
| 3 | 柴田 講平 | 22 | 6 | .273 |
| 4 | 鳥谷 敬 | 50 | 13 | .260 |
| 5 | 新井 貴浩 | 53 | 13 | .245 |
| チーム平均 | .222 | |||
※データはすべて2012年8月7日終了時点
※中日戦で20打数以上の選手を対象


















