9/11(火)~9/13(木)は阪神甲子園球場でスワローズ戦が行われます。クライマックス・シリーズ進出を目指すためにもここまで9勝6敗1分と好相性のスワローズ戦は3連勝といきたいところです!気になるスワローズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
スワローズとの前回カードは、敵地・神宮で2勝1敗と見事にタイガースが勝ち越した。
第1戦は5-5で迎えた5回表、新井貴が2打席連発となる豪快な2ランを放ち、勝ち越しに成功。7回には代打・ブラゼルがタイガースファンの待つレフトスタンドに2ランをたたきこみ、食い下がるスワローズを一発攻勢でねじ伏せた。
第2戦は前日とは打って変わって、ロースコアのゲームに転ずる。投手陣は1失点と奮闘したものの、打線にあと1本が出ずに惜敗した。
第3戦は2回表、連打で一二塁の好機をつくると、続く藤井彰がレフトの頭上を越える適時二塁打を放ち、1点を先制。同点で迎えた9回には、相手のミスに乗じて勝ち越すと、その後も攻撃の手を緩めず、打者一巡の猛攻で6点を挙げて試合を決めた。
ここまでの対戦内訳は9勝6敗1分とタイガースが優勢。聖地・甲子園で3連勝を飾り、目の前を走るツバメに牙をかけたい。
両軍の対戦打率は共に.260以上、1試合平均の両軍合計得点が7.7点。今季のスワローズ戦を振り返ると、打ち合いとなる傾向が強い。今カードでもいかにして打ち勝つことができるか、という点こそが勝負の分かれ目となるだろう。
そこで期待を寄せたいのが、先日、来日から5年連続2ケタ本塁打を達成した巨砲・ブラゼルのバットだ。
ブラゼルといえば、アグレッシブかつパワフルな打撃が最大の魅力。前回カードでも豪快な2ランを放っており、甲子園の浜風に乗せた雄大な放物線を期待せずにはいられない。
そんな大砲の最大のカモが、今季のスワローズだ。今季ここまで描いたアーチは11本を数えるが、その半数以上の6本塁打をスワローズ戦で放っている。対戦打率も.321とチームトップクラスの数字を残し、遺憾なく持ち前の豪打を披露している。
抜群の相性で相手を威圧するツバメキラー・ブラゼル。頼れる大砲のひと振りが、甲子園を熱狂の渦に巻き込む。
※文章中のデータは2012年9月1日終了時点
打者名 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|
ブラゼル | 13 | 28 | 9 | 6 | .321 |
新井 貴浩 | 16 | 66 | 17 | 3 | .258 |
鳥谷 敬 | 16 | 54 | 16 | 1 | .296 |
新井 良太 | 11 | 37 | 9 | 1 | .243 |
※データはすべて2012年9月1日終了時点
※ヤクルト戦で本塁打を放っている選手を対象