
9/29(土)は阪神甲子園球場でカープ戦が行われます。今シーズンで引退することになった金本選手の古巣との最後の対戦となるので、金本選手vsカープ投手陣の対決も注目です!気になるカープ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
カープとの前回対戦は甲子園での3連戦。投打の主軸が活躍し、2勝1敗と勝ち越した。
第1戦は初回、鳥谷の適時打で先制。1点を追加し迎えた8回裏には、代打・狩野の自身2年ぶりとなるソロで加点した。投げては、先発・能見が8回を無失点に抑えると、最後は守護神・藤川が締めた。
第2戦は先発・スタンリッジが力投するも、打線の援護に恵まれず惜敗した。
第3戦は1点を追う5回裏、代打・金本の適時打で追いつくと、試合はそのまま延長戦へ突入。迎えた延長11回、新井良の振り抜いた打球はタイガースファンの待つライトスタンドに飛び込み、劇的なサヨナラ勝利となった。プロ初登板初先発の高卒ルーキー・歳内も上々の投球を見せ、和田監督の誕生日に花を添えた。
カープとの対戦内訳はここまで10勝10敗2分と全くの互角。甲子園でのカープ戦は6試合で3失点しかしておらず、タイガース投手陣と赤ヘル打線の相性は抜群だ。甲子園での残り試合はすべて勝つとの意気込みで、猛虎戦士が追い込みをかける。

守りの面では計算が立つだけに、やはり打線がカープ投手陣をどう攻略するかがポイント。サファテ、今村、ミコライオといった直球に強みのある救援陣を、惜しみなく投入してくることが予想されるだけに、こちらも総力戦のつもりで迎え撃つ必要があるだろう。
だからこそ頼りにしたいのは、百戦錬磨の桧山のバットだ。タイガースひと筋21年目の男は、今季も代打の切り札として強烈な存在感を示している。
大ベテランは今季ストレートにめっぽう強く、ストレートの打率は.409。カープ投手陣の力強いストレートにも振り負けないバッティングで、必ずや快音を聞かせてくれるはずだ。長年培ってきた技術は衰えることを知らない。
8月23日のドラゴンズ戦で放った2点適時打で、代打通算打点は球団記録に並ぶ98打点となり、名実ともに「代打の神様」として不動の地位を築いた。何度も甲子園を沸かせてきた桧山のバットが、チームの勝利を手繰り寄せる。
※文章中のデータは2012年9月20日終了時点
| 年度 | 打数 | 安打 | 打率 |
|---|---|---|---|
| 2008 | 64 | 19 | .297 |
| 2009 | 39 | 10 | .256 |
| 2010 | 34 | 7 | .206 |
| 2011 | 25 | 6 | .240 |
| 2012 | 22 | 9 | .409 |
※データはすべて2012年9月20日終了時点


















