4/12（金）、13（土）、14（日）は阪神甲子園球場でベイスターズ戦が行われます。昨年は最下位に沈んだベイスターズですが、大型補強で戦力は確実にアップしている相手だけに、初戦から勝って嫌なイメージを植え付けたいところです。気になるベイスターズ戦のみどころを注目データとともにお届けします！
ベイスターズに対して8年連続の勝ち越しとなる11勝10敗3分で終え、非常に相性が良い相手となっている。7月29日の試合では鳥谷、新井良、マートン、新井貴と役者そろい踏みの4本塁打が飛び出し、虎党にとって夢のような試合を演じてみせた。投手成績もベイスターズのチーム防御率3.76に対し、タイガースは2.65とその差は歴然。投打ともにタイガースの方が一枚上手であるからこそ、もっと勝ち越せる相手ともいえるだろう。
ベイスターズといえばタイガースと並ぶ大型補強でストーブリーグの話題をにぎわせた。ブランコ、多村、モーガンなどの獲得により打線の破壊力はあなどれない。一方で、投手陣に目を向けると先発の頭数はそろってきたものの、やはり不安定さはぬぐえないままで大きな弱点であることは明白。猛虎打線が付け入るスキは十分にありそうだ。
上位戦線へ向けて勢いをつけるためにも、カード勝ち越しではなく3連勝を狙いたいところ。気迫あふれるプレーで勝利を目指す。
開幕5試合でのベイスターズの防御率は5.52。上記で示した通り、課題を抱える投手陣に打線が付け込めば、勝利はおのずと虎の手中に収まるだろう。
そこで頼りになるのは、キャプテン・鳥谷敬の得点に絡むマルチな活躍ぶりだ。
昨季は主に3番打者としてチームトップの59打点をマーク。ポイントゲッターとして安定した活躍が光っていた。そんな男の最大の特徴は2011年に最高出塁率のタイトルにも輝いた出塁能力だ。
球界屈指の選球眼を持つ鳥谷は、昨季両リーグ通じて断トツの94四球をマーク。追い込まれても変化球に釣られることなく、冷静に打つべきボールを見極めることができるのだ。今季の開幕戦でも、2死からヤクルト・館山が投じたフォークを平然と見送り出塁。その後、福留の適時打で悠々とホームに帰ってきたのだ。鳥谷の出塁は打線の新戦力と絡んで大きく結果を残してくれるに違いない。
この男の“目”の前ではどんな投手がかかってきても恐れることはない。キャプテンの渋くて粋な働きが、チームに勝利を引き寄せる。
※文章中のデータは2013年4月4日終了時点
| 順位 | 打者名 | チーム | 四球 |
|---|---|---|---|
| 1 | 鳥谷 敬 | 阪神 | 94 |
| 2 | サブロー | ロッテ | 78 |
| 3 | 長野 久義 | 巨人 | 75 |
| 3 | 糸井 嘉男 | 日本ハム | 75 |
| 5 | 和田 一浩 | 中日 | 71 |
※データは2012年シーズン終了時点
| 4/12 | 4/13 | 4/14 |
甲子園  神－ディ 18:00開始 |
甲子園 神－ディ 14:00開始 |
甲子園 神－ディ 14:00開始 |
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