4/19(金)、20(土)、21(日)は阪神甲子園球場でスワローズ戦が行われます。前回の対戦は敵地で1勝2敗と負け越しましたが、3試合で6失点と投手陣は踏ん張っただけに打線の爆発に期待したいところです!気になるスワローズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
神宮球場で行われた前回カードは、シーズン開幕3連戦。
第1戦は、初回に先頭・西岡の移籍後初安打で口火を切ると、この回2点を挙げて先制する。5回表には福留の移籍後初安打となる適時打で加点。その後も猛虎打線の勢いは止まらず、17安打で9点を奪った。投げては、球団26年ぶりの外国人開幕投手を務めたメッセンジャーが6回3失点と好投。後を受けた安藤、福原、久保の“AFKトリオ”も無失点の好救援。投打がしっかりかみ合った快勝で、最高の開幕戦となった。
第2戦は先発・岩田が7回1失点と力投するも、打線の援護に恵まれず惜敗。
第3戦は、期待のドラフト1位ルーキー・藤浪が初登板初先発。150キロを超える剛速球を武器に、6回2失点と好投した。試合には惜しくも敗れたものの、先発としての役割を十分に果たした上々のデビュー戦となった。
負け越しスタートとなったものの、まだまだ勝負はここから。舞台を甲子園に移してスワローズと熱き火花を散らす。
スワローズは主力が故障などで離脱しており、戦力ではタイガースが上回る。開幕戦で見せた猛打を甲子園で再現することも、決して難しいことではないだろう。
そのためには、復活の安打製造機・マートンのバットが重要になってくる。
シーズン最多安打の日本記録を持つ優良助っ人も、昨季は打撃不振に苦しみ、来日後初めて打率3割を下回った。しかし、今季はそんな姿を全く感じさせないほど開幕から絶好調。抜群のバットコントロールで次々と安打を量産している。
そして、好調のヒットメーカーが最も得意とする相手がスワローズだ。来日から2年連続で4割台の高打率をマークしており、不振の昨季もスワローズ相手には.359と持ち前の巧打を発揮していた。今季の開幕戦でもダメ押しの適時打を含む、3安打猛打賞と早くもエンジン全開。最強のツバメキラーとして今季はさらなる実力を発揮してくれるに違いない。
止まらない快音を響かせるマートンの一打がチームを勝利へと導く。
※文章中のデータは2013年4月11日終了時点
年度 | 試合 | 打数 | 安打 | 打率 |
---|---|---|---|---|
2010 | 24 | 106 | 49 | .462 |
2011 | 22 | 85 | 34 | .400 |
2012 | 21 | 78 | 28 | .359 |
2013 | 3 | 12 | 4 | .333 |
※データは2013年4月11日終了時点