
5/14(火)、15(水)は阪神甲子園球場でバファローズ戦が行われます。5月6月は恒例の交流戦。交流戦開幕カードは関西ダービーとなるバファローズとの2連戦。通算成績は20勝15敗1分と相性はいいものの、ここ3年は4勝8敗とやや押され気味ですが、好調をキープして勝ち越したいところです!気になるバファローズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
バファローズとの最後の対戦カードは、2012年に行われた甲子園での2連戦。
第1戦は、毎回のように走者を出すものの決定打を欠き、失策絡みで先制を許すなど重苦しい展開が続いた。しかし、1点ビハインドで迎えた7回裏、柴田の二塁打などで1死二三塁のチャンスをつくると、4番・金本が値千金の3ランを放ち逆転に成功する。その後は、榎田、藤川と相手に流れを渡さない盤石な継投でリードを死守。冷たい雨が降り注ぐ中、見事な逆転勝利を飾った。
第2戦は、タイガース・能見、バファローズ・金子千尋のエース対決。打線は11安打を放ったものの、再三の好機にあと1本が出ず、無念の敗戦となった。
昨季は2勝2敗と互角の戦いを繰り広げたが、交流戦での通算対戦成績は20勝15敗1分で勝ち越している。今季は強化された戦力でバファローズを圧倒したいところだ。甲子園での関西ダービーで始まる交流戦を連夜の勝利で飾る。

交流戦のオープニングカードは2戦とも勝利して弾みをつけたい。しかし、交流戦は対戦機会の少ない投手が多く、エース級の投手と相対する機会も増える。好投手をいかに攻略するかがポイントといえるだけに、これまで以上に打線の奮起が必要とされるはずだ。
限られたチャンスをものにするためにも、今カードは新井貴浩のバットに熱視線を送りたい。
今季は右肩痛の影響で開幕ベンチスタートとなったものの、4月途中からスタメンに定着。ここまでチームトップの得点圏打率.364とチャンスで結果を残している。昨季は持ち前の勝負強さが影を潜めていたが、タイガース移籍後からの得点圏打率は安定して高い数字をマークしていた。打棒が復活した今、好機の場面で期待せずにはいられない。
昨季、不振に苦しんでいただけに、ファンの期待に応えたい気持ちは人一倍強くなっていることだろう。縦じまを愛するこの男の一打で、甲子園は歓喜の勝利に酔いしれる。
※文章中のデータは2013年5月5日終了時点
| 年度 | 打数 | 安打 | 得点圏打率 |
|---|---|---|---|
| 2008 | 134 | 39 | .291 |
| 2009 | 174 | 54 | .310 |
| 2010 | 198 | 61 | .308 |
| 2011 | 190 | 58 | .305 |
| 2012 | 125 | 28 | .224 |
| 2013 | 22 | 8 | .364 |
※データは2013年5月5日終了時点



















