5/17(金)、18(土)は阪神甲子園球場でホークス戦が行われます。昨年までのホークスとの交流戦通算成績は16勝17敗3分とほぼ互角の相手ですが、好投手揃いのホークス投手陣を打ち崩せるかがカギとなります!気になるホークス戦のみどころを注目データとともにお届けします!
ホークスとの最後の対戦カードは2012年の交流戦。1勝1分で迎えた甲子園での2連戦だった。
第1戦は、先発・メッセンジャーが8回2失点と力投する。打線は2点を追う9回裏、ブラゼルの適時打で1点差に迫るが、あと1本が出ずに1-2で惜敗した。
第2戦も1点を争う接戦となった。両軍無得点のまま迎えた8回裏、先頭・ブラゼルの二塁打、新井良の犠打で1死三塁と絶好のチャンスをつくると、相手捕手・細川のけん制悪送球の間に待望の得点を挙げた。投げては、先発・岩田が8回3安打無失点の快投。最後は藤川が締めて、大事な1点を守りきった。
2012年は2勝1敗1分で勝ち越し。交流戦での通算対戦成績は16勝17敗3分とほぼ互角の戦いを繰り広げている。昨季は4試合中3試合が1点差以内のゲームとなっており、実力伯仲の両軍は今季も白熱の一戦を演じるに違いない。進化を続ける猛虎軍団が、甲子園で勝利の雄たけびを上げる。
今季のホークスはリリーフ陣が強力。守護神・ファルケンボーグを筆頭に、千賀、藤岡、金など安定感のある投手がそろっている。しかし、救援の防御率2.58はタイガースを上回る一方で、先発防御率は3.49とピリッとしない。勝利へのキーポイントは、先発投手の攻略にありそうだ。
先制パンチを演出するのは、虎の新リードオフマン・西岡剛が適役だろう。
3年ぶりに日本球界へ復帰した西岡は、開幕から1番・セカンドに定着。器用なバットコントロールで14度のマルチ安打を記録するなど、2010年にシーズン200安打を記録したヒットマシーンぶりは健在だ。そして出塁率の高い西岡をホームに迎え入れると、チームの勝率はなんと8割を超える。猛虎打線の切り込み隊長は、文字通り勝利への先導役を担っている。
ムードメーカーとして様々なパフォーマンスで魅せるなど、プレー以外でもファンの心をつかんで離さない西岡。大阪で生まれ育ったスピードスターの血は、虎党が360度とり囲む甲子園でこそ熱く燃えたぎる。
※文章中のデータは2013年5月9日終了時点
得点有無 | 勝利 | 敗北 | 引分 | 勝率 |
---|---|---|---|---|
なし | 8 | 11 | 1 | .421 |
あり | 12 | 2 | 0 | .857 |
※データは2013年5月9日終了時点