7/9(火)~10(水)は沖縄セルラースタジアム那覇でドラゴンズ戦が行われます。
球団初となる沖縄での主催試合とあって、2連戦をともに勝利して、沖縄のタイガースファンにも勝利の美酒を味わって欲しいところです!
気になるドラゴンズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
ドラゴンズとの前回対戦は、6月に行われた地方球場でのカード。石川県立野球場での試合は残念ながら雨天中止となり、富山市民球場での1戦のみが開催された。
試合は両軍の投手陣が奮闘し、息詰まる投手戦になった。粘りの投球が光るエース・能見を援護したい打線は7回表、ドラゴンズ3番手・武藤から1死一三塁の好機をつくると、西岡の併殺崩れの間に1点を先制。その後同点とされるも、土壇場の9回に新井良が値千金のソロを放ち、これが決勝点となった。能見は最終回に打球を足に受けるアクシデントで、惜しくも完投勝利とはならなかったが、要所を締めるピッチングで9回途中1失点の力投。最後は福原が締めくくり、接戦を制した。
ここまでの対戦内訳は、3勝4敗とほぼ互角の戦い。沖縄の地で待ち焦がれる虎ファンのためにも、この2連戦は負けるわけにはいかない。
今季は自慢の投手陣が不調に苦しむドラゴンズ。しかし、6月28日のベイスターズ戦で山井がノーヒットノーランを達成したように、投手陣の地力は確かに存在する。本調子となる前に少しでも苦手意識を植え付けておきたいところだ。
猛虎打線の怖さを見せつけるためには、キャプテン・鳥谷の存在は欠かせない。
攻守でチームを支える鳥谷は、今季も3番・遊撃の座を不動のものにしている。必ず初回に打席が回ってくる中で、最初の打席で打率.356と試合開始から抜群の集中力を発揮。6月12日のファイターズ戦での先制打はまさに理想的だった。先頭・西岡の安打、大和の犠打で1死二塁の好機をつくると、鳥谷が外角の直球をセンター前にはじき返す適時打で幸先良く先制。相手先発・
吉川はその後、5回5失点で降板。昨季のMVP左腕の出鼻をくじき、チームに快勝を呼び込んだ。
初回からの見事な一打で先制パンチをお見舞いする鳥谷。より一層たくましく見えるようになった“C”のマークを胸に、沖縄のタイガースファンを魅了する。
※文章中のデータは2013年6月30日終了時点
打者打席数 | 打数 | 安打 | 打率 |
---|---|---|---|
1打席目 | 59 | 21 | .356 |
2打席目 | 57 | 13 | .228 |
3打席目 | 60 | 14 | .233 |
4打席目以降 | 77 | 19 | .247 |
※データは2013年6月30日終了時点