7/12(金)~14(日)は阪神甲子園球場でベイスターズ戦が行われます。前回は敵地でまさかの連敗となり対戦成績も4勝4敗の五分となってしまいましたが、ホームグラウンドの甲子園でタイガースの力を見せつけたいところです!気になるベイスターズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
ベイスターズとの前回対戦は、6月に行われた交流戦明け最初のカード。長野オリンピックスタジアムの試合は雨天中止となり、横浜スタジアムでの2連戦が行われた。
第1戦は序盤からリードを許す苦しい展開。4-1で迎えた5回表には、マートンの2点適時二塁打で1点差にまで追い上げるも、あと一歩及ばず惜敗した。
第2戦は2点を追う3回表、新井良のソロ、西岡のソロで同点とする。ここから一気に反撃ムードといきたかったが、好機にあと1本が出ずにまたも惜敗した。なお、この日は新外国人のボイヤーが来日初登板。7回から登板し、中村から三振を奪うなど1回無失点の上々デビューを果たした。
ここまでの対戦内訳は、4勝4敗と互角の戦いを見せている。8年連続で勝ち越している相手だけに、この3連戦で一歩リードしたいところだ。前回対戦での悔しさを晴らすべく、本拠地・甲子園で迎え撃つ。
ブランコを中心とした破壊力のある打線が自慢のベイスターズ。しかしその反面、投手陣は非常に不安定で、チーム防御率はリーグワースト。たとえ劣勢の試合展開になろうとも、付け入るスキは十分にある。
好機には代打の神様・桧山進次郎が力を発揮してくれるはずだ。
タイガースひと筋でプロ22年目のシーズンを迎えた桧山。昨今は球界を代表する代打の切り札として活躍。球場に響く「代打・桧山」のコールはスタンドの雰囲気を一変させるほどのすさまじい影響力がある。
そんな大ベテランは今季記録ラッシュを迎えている。5月8日には八木二軍打撃コーチの球団記録を更新する、代打通算99打点をマーク。その4日後の5月12日には、代打通算150安打100打点を達成と、次々と金字塔を打ち立てている。
積み上げてきた実績をあらためて振り返ると、実に700回を超える代打起用を受けてきた桧山。他球団の代打の切り札とは、明らかに経験値が違うのである。
タイガースの栄光の記録に新たに名を刻みこんだ背番号24。一打に懸ける歴戦の勇者は、今日も勝利の快音を響かせる。
※文章中のデータは2013年7月4日終了時点
年度 | 起用回数 | 打数 | 安打 | 打点 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|
1992 | 代打成績なし | ||||
1993 | 11 | 11 | 0 | 0 | .000 |
1994 | 19 | 19 | 6 | 4 | .316 |
1995 | 16 | 15 | 5 | 5 | .333 |
1996 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1.000 |
1997 | 9 | 7 | 2 | 1 | .286 |
1998 | 16 | 13 | 2 | 6 | .154 |
1999 | 16 | 12 | 6 | 6 | .500 |
2000 | 45 | 38 | 8 | 6 | .211 |
2001 | 12 | 12 | 5 | 0 | .417 |
2002 | 1 | 1 | 0 | 0 | .000 |
2003 | 3 | 3 | 0 | 0 | .000 |
2004 | 10 | 9 | 2 | 1 | .222 |
2005 | 37 | 31 | 5 | 3 | .161 |
2006 | 62 | 53 | 11 | 7 | .208 |
2007 | 75 | 59 | 11 | 12 | .186 |
2008 | 86 | 78 | 23 | 15 | .295 |
2009 | 76 | 68 | 15 | 9 | .221 |
2010 | 71 | 66 | 16 | 9 | .242 |
2011 | 69 | 62 | 17 | 8 | .274 |
2012 | 66 | 55 | 13 | 6 | .236 |
2013 | 25 | 22 | 5 | 3 | .227 |
TOTAL | 726 | 635 | 153 | 101 | .241 |
※データは2013年7月4日終了時点