7/15(月)~17(水)は阪神甲子園球場でジャイアンツ戦が行われます。
前回の3連戦は2連敗(雨天中止1試合)を喫し2試合とも1点差で負ける悔しいゲームとなりました。今回はその雪辱を晴らしてほしいものです!
気になるジャイアンツ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
ジャイアンツとの前回対戦は、7月に行われた本拠地・甲子園でのカード。
第1戦は延長11回に及び、ライバル対決にふさわしい熱戦を演じたが、あと一歩及ばず敗戦となった。先発のエース・能見は毎回のように走者を出しながらも要所を締め、8回2失点と粘りのピッチング。2回裏には先制点となる適時二塁打を放ち、投打両面でエースの意地を見せつけた。
雨天中止を挟んで迎えた第2戦も惜敗したが、タイガース投手陣の充実ぶりを遺憾なく発揮した。先発・スタンリッジは、150キロ台の速球と切れ味鋭い変化球を武器に、自己最多タイとなる11奪三振をマーク。リリーフ登板した安藤、福原のベテラン組も力強いピッチングで自分の仕事をこなし、追加点を与えなかった。
前回対戦こそ守勢に回ったものの、ジャイアンツとの対戦成績は6勝4敗1分と依然勝ち越している。前半戦最後のカードとなる伝統の一戦で、猛虎ナインが総攻撃を仕掛ける。
前回カードでは敗れたものの、リーグ屈指のジャイアンツ打線を2試合でわずか4得点に封じたのは見事だった。タイガース投手陣はジャイアンツ戦での防御率1.54と非常に相性が良く、普段通りの実力を発揮できれば、自然と勝利はタイガースに近づいてくるだろう。
そんな相性の良い投手陣の中で最も期待できるのは、虎の絶対的エース・能見篤史だ。
ジャイアンツ戦8連勝の球団タイ記録を樹立するなど、球界屈指のジャイアンツキラーである能見。ここ5年間での成績は15勝7敗で防御率2.47と素晴らしい結果を残している。今季もここまで防御率1点台と危なげないピッチングを披露。背番号14がマウンドで躍動している姿は、まさに勝利へのカウントダウンと呼べるだろう。
2カ月連続でセ・リーグ月間MVPを受賞するなど、今が絶好調のエース。ジャイアンツの前へとそびえ立ち、クールなマウンドさばきで強力打線を黙らせる。
※文章中のデータは2013年7月7日終了時点
年度 | 登板 | 勝利 | 敗北 | 防御率 |
---|---|---|---|---|
2009 | 8 | 4 | 2 | 2.62 |
2010 | 5 | 3 | 0 | 2.96 |
2011 | 7 | 4 | 1 | 2.30 |
2012 | 5 | 2 | 3 | 2.61 |
2013 | 4 | 2 | 1 | 1.97 |
TOTAL | 29 | 15 | 7 | 2.47 |
※データは2013年7月7日終了時点