7/30(火)~8/1(木)は阪神甲子園球場でドラゴンズ戦が行われます。
ここまで5勝4敗とタイガースが一歩リードしているものの、どちらに転ぶかわからないこのカード。この3連戦はどのような展開になるのか!
気になるドラゴンズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
ドラゴンズとの前回対戦は、7月9日から沖縄セルラースタジアム那覇で行われた2連戦。
第1戦は初回に大和、鳥谷が安打で出塁すると、マートン、新井貴の連続適時打で3点を先制。6回には新井貴が、2年ぶりの2ケタ本塁打となる2ランを放ち、リードを広げた。援護を受けたエース・能見は7回2失点8奪三振と好投。投打がかみ合う理想的な勝利となった。
第2戦もタイガースが快勝。試合は両軍無得点で迎えた4回裏、坂の適時打で先制に成功。2-0で迎えた6回には西岡が豪快な3ランを放ち、球場のボルテージを一気に高めた。投げては、先発・スタンリッジがドラゴンズ打線の前に立ちはだかり、7回を1失点に抑える力投。この日、スタンリッジは2本の安打も放ち、いずれも得点に結びつくなど、投打にわたって大活躍だった。
ここまでの対戦内訳は、5勝4敗とタイガースがリード。今カードもしっかりと勝ち越して、長期ロードへの戦いに弾みをつける。
じわりじわりと順位を上げてきたドラゴンズだが、やはり投手陣の不安定さは否めない。前回対戦でも、猛虎打線がドラゴンズ投手陣を見事に打ち崩し、連勝を飾った。今カードも打線の大爆発に期待したいところだ。
そうなると、打線の中軸で活躍する新井貴浩には期待せずにはいられない。
チームトップの得点圏打率.333が示すように、今チャンスで最も期待できる男。特に今季は若いカウントでのバッティングに注目してもらいたい。0ストライク、1ストライク時には4割を超える高打率をマーク。つまり新井貴のパフォーマンスは、追い込まれる前の場面で最大限に発揮されるのだ。ドラゴンズ投手陣に対してもカウントを取りに来るようなボールには、力強いバッティングで応えてくれるに違いない。
5年ぶりに出場したオールスターでは自身初のMVPに輝くなど、後半戦へ向けて気分も上々の新井貴。力強さと勝負強さを兼ね備えたスラッガーのバットがドラゴンズを打ち砕く。
※文章中のデータは2013年7月17日終了時点
打者名 | 打数 | 安打 | 打率 |
---|---|---|---|
新井 貴浩 | 112 | 45 | .402 |
マートン | 178 | 67 | .376 |
西岡 剛 | 158 | 55 | .348 |
藤井 彰人 | 114 | 39 | .342 |
新井 良太 | 103 | 35 | .340 |
鳥谷 敬 | 165 | 52 | .315 |
大和 | 177 | 54 | .305 |
※追い込まれる前で50打数以上の選手を対象
※データは2013年7月17日終了時点