9/24(火)~26(木)は阪神甲子園球場に、ベイスターズを迎えての3連戦!
今季最後となる同一カード3連戦はきっちり勝ち越したい!闘志を燃やせ!
気になるベイスターズ戦のみどころを、注目データとともにお届けします。
ベイスターズとの前回対戦は、9月3日から敵地・横浜スタジアムで行われた3連戦。
第1戦は15安打10得点と猛虎打線が爆発。初回にマートンの2ランで先制すると、4回表には上本の今季第1号となる3ランで加点。7回には新井良にもソロが飛び出し、一発攻勢でリードを広げた。投げては、プロ初先発の白仁田が6回1失点の好投でうれしいプロ初勝利。投打がかみ合ったタイガースが、初戦を快勝で飾った。
第2戦は序盤から相手にリードを許すも、3回表には新井良の2試合連続となるソロで反撃。試合には敗れたが、最後まで攻め抜く姿勢を見せ続けた。
第3戦は息詰まる投手戦となった。先発・メッセンジャーは力強い直球を武器に、8回無失点136球の力投を見せる。しかし、最終回の攻防で惜しくも及ばなかった。
ここまでの対戦内訳は8勝11敗と負け越しているものの、虎戦士はこのままでは終わらない。残り試合は全勝する勢いで、虎の意地を見せつける。
ペナントレースも佳境を迎え、クライマックスシリーズ進出へ向けて必死に追いすがるベイスターズ。ブランコ、中村といった中心打者がいる打線は決して油断できないが、上位チームらしく相手を手玉にとるような試合展開を期待したい。
強打者との対戦はブルペン陣の柱・加藤康介がお手本を示す。
プロ13年目の今季は、リリーフとしてここまで自身最多の52試合に登板。防御率2.09と安定したピッチングを見せ、プロ初セーブも挙げるなど欠かせない戦力となっている。特に印象的なのはインコースへの強気なピッチングだ。9月6日のジャイアンツ戦では8回に登板し、クリーンアップと対戦。絶好調の村田に対しては、0ボール1ストライクから内角への厳しいコースを突いた直球でセンターフライに打ち取った。加藤はこの回を難なく3人で抑え、相手の反撃ムードを断ち切った。見事にチームの勝利に貢献した。
古巣相手との対戦でもあり、加藤の胸も高鳴っていることだろう。熱い気持ちをボールに乗せて、歓喜の瞬間を引き寄せる。
※文章中のデータは2013年9月16日終了時点
コース | 打数 | 被安打 | 被打率 |
---|---|---|---|
内角 | 52 | 7 | .135 |
真ん中 | 45 | 11 | .244 |
外角 | 57 | 15 | .263 |
※データは2013年9月16日終了時点