- 赤星選手が贈呈用車いすにサイン入れ
- 2009年12月10日 更新
赤星選手が自身の盗塁成功数に応じてプレゼントをおこなっている贈呈用車いすが、9日甲子園球場に届き、赤星選手が31台にサインを入れました。この日、現役引退を発表した赤星選手は、その会見後に実施する贈呈車いすの最後のお披露目の場を、甲子園のセンター守備位置に指定。陽が暮れた後の肌寒さの中、ナイター照明の灯りに車いすが浮かび上がりました。
赤星選手はこの企画を2003年より毎年継続しておこない、車いすを必要とする全国の施設・病院に届けてきました。7年目となった今シーズンは約250件の応募があり、今シーズンは赤星選手が記録した公式戦31盗塁から、合計31台（うち子ども用2 台）のプレゼントとなりました。
赤星選手のコメント
球団の方に最後をこの場所でやりたいとお願いした。これが最後と思うと寂しい。球場で、しかも外野芝でやらせてほしいと、甲子園ボウルの整備がありますが無理を言いました。さっきも会見で言ったが100でも200でも頑張って贈り続けたいと思ってたので、さみしい気はしますが、選手としては離れるが、こういうことはこれからも続けていきたい。今後？全てが考えられない状況だったので、これから考えていく時間にしたい。久しぶりにここ（球場）にも来たんで入って来て、ナイター照明のせいかやっぱりちょっと広いなと思うし、いい球場だなと。ここを守ってたと思うと、本当にさみしいですね。（思い出の盗塁は？）初盗塁ですかね。これがスタートだったんで覚えている。（自分へひとこと。）お疲れさんしか言えない。言えない苦労もあったし、本当にお疲れさんと言いたい。
