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スタンリッジ選手入団会見
2010年04月06日 更新

5日、ジェイソン・スタンリッジ選手の入団会見を行いました。沢山の報道陣の前で2度目となる日本でのプレーに喜びのコメントを披露いたしました。

尚、福岡ソフトバンクホークスでは登録名はスタンドリッジでしたが、阪神タイガースではスタンリッジといたします。背番号は「55」です。ファンのみなさまご声援よろしくお願いいたします。

スタンリッジ選手のコメント(会見より)

初めましてジェイソン・スタンリッジです。阪神タイガースからこう言うチャンスを与えて頂きましたので、(そのチャンスを)生かすことだけを考えて毎日チームに貢献していこうと思っています。

―阪神タイガースと契約を終えた今のお気持ちを教えてください。

歴史のある球団のユニフォームに袖を通すことが出来て、非常に光栄に思っています。早くプレーすることが楽しみです。チームのために自分が出来ることを全て行い貢献出来たらと思っています。勝つために呼ばれたと思っているので、それだけを考えてプレーしていきます。

―日本プロ野球では2度目のプレー(07、08年ソフトバンク)となりますが、再び日本でプレーする事に関してはいかがですか?

最初にプレーした時もそうだったのですが、これから起こる全ての事に興奮しています。妻、子供も日本に来るので、家族にとっても良い年になると思います。日本の文化などを分かっているつもりですので、そう言う意味でも興奮しています。

―奥様とお子様も日本に来られると言うことですが、今回の家族の反応はいかがですか?

最初日本で再びプレーすると伝えたときは、凄くビックリしていました。契約に至るまでが早かったので。家族も日本が好きなので興奮しています。

ソフトバンク時代に肩を痛めたと聞いていますが、今のコンディションはいかがですか?

08年に痛めたのですが、大きなケガではなかったので心配はしていません。今の調子は非常に良いですし、それ以降大きな故障はありません。順調にボールを投げられているので、全く問題は無いと思います。

―持ち球、そして得意とする球種を教えて頂きますか?

直球とシンカー、チャンジアップ、カーブ、スライダー。あとカットボールを最近新しく覚えました。一番自信があるのは直球。コースにしっかりとコントロールされた直球が一番得意なボールだと思います。(ソフトバンク在籍時に)日本なりの配球を学んで、アメリカで上手く抑えられたこともありました。そしてまた日本に戻って来られましたので、そう言った部分も上手く武器に出来たらと思います。以前は直球で押していくスタイルだったのですが、今はもう少し配球を考えた攻めが出来るようになったと言う印象を自分で持っていますので、そういう部分を最大限に生かした投球が出来たらと思います。

―先発として期待されていますが目標、何勝(する)など具体的な数字を教えて頂けますでしょうか?

数字的に言うのであれば、何勝でも自分が勝てるだけ勝ちたいです。それよりもブルペンに負担を掛けない先発投手としての仕事が出来ればと思っています。投げる時は出来るだけ多くのイニングを投げたいですし、そうすることでチームに勝てるチャンスをもっと与えていければ良いと思っています。マウンドに上がれば全力の投球をするだけなので、それだけを考えて投げていこうと思っています。

―前回はパ・リーグでのプレーでしたが、今回はセ・リーグと言うことで打席に入る機会がありますが、打撃に関しての自信はありますか?

打席に立った時は全てホームランを狙っていきたいと思っています。それは冗談ですが(笑)、バントをする機会が多いと思うので、練習してチームに貢献できればと思っています。ナショナルリーグ時代はリリーフ投手で、あまり打席に立つ機会が少なかったので、そう言う意味では楽しみです。

―ソフトバンク在籍時には甲子園球場での登板は無かったと思いますが、熱狂的なファンがいるこの球場のイメージや印象はありますか?

甲子園でまだ投げたことは無いのですが、素晴らしいファンが沢山いるチームだと聞いています。毎試合満員のスタジアムで投げられることは楽しみですし、非常に光栄に思います。プレーヤーとして沢山の人が野球を見にきてくれて、チームが勝利することに対して楽しみにして頂けることは、自分たちがベストのパフォーマンスでプレーし、ファンの人たちへ恩返しをする必要があると思いますので、そう言うこともプロの投手として意識しながらプレー出来ればと思います。

―メジャーで言うところのヤンキースとレッドソックス、ライバル球団と言う意味ではタイガースには巨人と言うライバルのチームがあります。巨人の印象等があれば教えて頂けますか?

巨人の印象と言うよりも、タイガースとジャイアンツがライバルチームと言うことで、熱狂的なファンの皆さんの前でプレーすることが、自分を更に良い投手に成長させてくれると思いますし、野球の楽しさを伝えられファンの皆さんが喜んでくれるのであれば、プロの投手として一番モットーとしていることなので、その中で投げられる事を非常に光栄に思っています。

―前回日本でプレーした際に覚えた日本語や、好きな日本語があれば教えてください。

もう2年間日本から離れていましたし、今ここで披露出来る日本語は無いのですが、少ししかまだ分かりませんので、これから勉強していきたいです。ワタシハ ダイスキデス JAPAN!

―最後にファンの方にメッセージをお願いします。

本当にここにいられる事に興奮していますし、こう言う機会を与えて頂いた阪神タイガースに感謝しています。いつでもユニフォームを着て、マウンドに上がる時は、自分の持っている物を全て出して、チームに貢献することだけを考えてプレーしていこうと思っています。タイガースの優勝に貢献出来る様に頑張っていきます。