- 城島選手、マートン選手が小児医療センターを訪問
- 2010年07月13日 更新
7月12日、城島健司選手とマット・マートン選手が、大阪大学医学部付属病院 小児医療センターを訪問いたしました。両選手は入院する約50名の子供たちと玉入れや、質問コーナー、記念撮影などで触れ合い、限られた時間の中、会場は笑顔の絶えない楽しい一時となりました。また終了後各病室への訪問を行い、入院する子供たちを励ましました。
城島健司選手
―訪問を終えられた今の感想をお願いします。
城島:以前からマートンと子供たちのいるところに行きたいね。と言って話をしていたのですが、その夢が叶いました。僕らはユニフォームを着て球場で恩返しすることしか出来ませんが、早く良くなって子供たちが甲子園に来てくれば、僕らも嬉しいことですし、甲子園に行くんだと言う気持ちで早く良くなってくれれば良いなと言う気持ちです。自分も子供が3人いるので、こう言う事は積極的にやっていこうと言う気持ちはありますし、マートンも同じ気持ちで参加してくれました。僕らにとってもみんなから頑張れと言ってもらって、また明日から野球をしっかり頑張ろうと言う気持ちにもなりましたし、勇気も貰いました。非常に良い時間でした。
―これからもこの様な活動は続けられますか?
城島:僕らが力を貰えますし、むこう(アメリカ)では当たり前のことですしね。たまたま今回は病院でしたが、小学校(に訪問)だったりと言うのは普通のイベント事としてありますので、今日だけではなく、時間の許す限り僕らが行って元気になってくれれば良いし、僕らも子供たちから沢山元気を貰えますしね。
―明日からの巨人3連戦、この直前にリフレッシュになったのでは?
城島:わざわざ、その巨人戦の前に(訪問を)入れた訳では無いのですが(笑)、頑張ると言った以上は、明日からもしっかり頑張りたいですね。子供たちも今日(僕らが)来たことによって明日は試合を見てくれるでしょうし、子供たちに勇気を与えられる様なプレーをしたいなと思いますね。
マット・マートン選手
―訪問を終えられた今の感想をお願いします。
マートン:まず、今回こういう形で病院に来る機会を与えてくださったことに感謝します。城島選手に声を掛けて頂いて、こういう形で実現したのですが、本当に良い経験が出来たと思います。子供たちも毎日の生活で、苦しい思いをしていると思いますので、少しでも和らげることが出来たのではないかと思います。今日は本当に良い経験が出来て、私も子供たちから力を貰いましたので、これからも新たな気持ちで頑張りたいと思います。
―シーズン中にこう言った形で訪問と言うのは日本では珍しいことですが、アメリカでもこういった活動はされていたのでしょうか?
マートン:アメリカでもオフシーズンに行うことが多いのですが、シーズン中でも行う場合もあります。シーズンオフ、日本で過ごすことはなかなか無いと思いますので、今回タイミングも合い、試合の無い日に訪問することが出来きて良かったと思います。
―子供たちから受けた質問で印象に残っているのはありますか?
マートン:アメリカでも日本でも子供って言うのは、同じ様な質問が多いですが、日本で一番好きな食べ物は何ですか?あとは今年優勝できますか?と言う質問がありました。子供って言うのは思っている以外の質問もあります。一番印象に残っているのは、好きな食べ物は何ですか?と言う質問です。今年日本に来たので興味があったのだと思います。あと、大事な場面を乗り切るために何かする事はありますか?と言う質問も印象に残っていますね。
―言葉の通じない日本の子供たちと、こう言う形で触れ合うのは初めてだったと思いますが、そこで戸惑いなどはなかったですか?
マートン:城島選手が横にいてくれたので心強かったです。彼自身もアメリカで同じ様な経験をしていると思いますし、安心できました。
―今日訪れたことで、明日からの大事な巨人戦を(子供たちが)テレビ観戦すると思いますが、意気込みがあればお願いします。
マートン:私としてはグラウンドに出て出来るだけのことをします。勝つことによって子供たちを喜ばせたいなと思いますが、とにかくシーズンは長いですので、やれるだけのことをやって、最後は子供たちを喜ばせられたら良いなと思います。