- マートン選手の特別表彰についてのコメント
- 2010年11月19日 更新
プロ野球コンベンションにて「特別表彰」を受けましたマット・マートン選手のコメントは以下の通りです。
はじめにこの受賞式に出席できなかったことをお詫びしたいと思います。既にアメリカに帰国しており、来季に向けての準備を始めているからです。この特別賞を受賞し、感謝すると同時に興奮もしております。今シーズン1年戦い、レベルの高い日本の野球と対戦した素晴らしい選手達に敬意を表したいと思います。そういった中で214安打を残し、良いシーズンを送れたことは到底自分一人では成し得なかったはずです。まず最初に神であり救い主であるイエスキリストの導きやお力がなければこのような素晴らしい記録は出し得なかったと思います。また、異国に来て新しい文化を受け入れるという変化のある時に常に家族や私に対するサポートしてくれた妻ステファニにも感謝をしたいです。
そして私の能力を信じて毎試合プレーする機会を与えていただいた真弓監督にも感謝の気持ちでいっぱいです。
和田、片岡両コーチにはシーズンを通して熱心に指導していただき、私のスイングに磨きをかけてくれるだけでなく、調子の出ない時は元に戻して貰ったりと色々と助けていただきました。コーチ陣全員には時間と労力を私に費やして頂き、守備から走塁に至るまで日本野球の奥深さや難しさを教えていただきました。
また、良いシーズンを送る大きな要因の一つとして新しい環境で快適にプレーすることが挙げられますが、チームメートが単なる外国人としてではなくチームの一員として受け入れてくれたおかげで気持ちよくプレーできました。
また、これだけ攻撃力のある打線で戦うことにより、自分だけなくチーム全体にいい影響を及ぼしたのではないかと思います。スコアラーに毎試合用意していただいた資料は非常に有益で、自分が試合ごとにゲームプランを立てるのに大変役に立ちました。バッティングピッチャー、ブルペンキャッチャーのおかげで我々が毎試合ゲームに対する準備をきちんとできました。球団のみなさんによって日本に来て快適に暮らすことが出来ました。
そして、ファンの皆さん、日本の皆さんにも我々を受け入れてくれ、素晴らしい経験をさせていただいたことに感謝したいと思います。最後になりますが、通訳陣、国際部のサポートなしではこの1年私も含めて家族が日本で過ごすことが出来なかったのではと思います。この2010年は家族にとっても私にとっても素晴らしい経験をすることが出来た1年だったと思いますし、この先もずっと心の中に残り、忘れられない1年になると思います。
皆さん本当にありがとうございました。そして皆さんに神の御加護がありますように。


















