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藤井彰人選手入団記者会見
2010年12月01日 更新

1日(水)、阪神タイガースは東北楽天ゴールデンイーグルスからフリーエージェント(FA)権の行使を宣言しておりました、藤井彰人選手と正式に契約をおこない、同日真弓明信監督同席の下、入団会見を行いました。尚、藤井選手の背番号は50番です。

真弓監督、藤井選手コメント(会見より)

―藤井選手、正式にタイガースの一員となりました。今の心境を教えて下さい。

藤井:素直にうれしいです。

―真弓監督、正式に「タイガース藤井選手」が誕生しました。今、どんなお気持ちですか?

真弓:ホッとしています。今年のオフに入り城島が手術し、ちょっと来年に不安がありましたので、藤井君と交渉でき不安も解消されて、来季も戦える準備が出来たということでホッとしています。

―不安が解消出来たとありましたが、改めて藤井選手の一番の魅力は、どのあたりに感じられていますか?

真弓:一番は経験が豊富であるということです。安心して任せられるというところだと思います。

―その安心して任せられる中で、タイガースのどんなピッチャーと(バッテリーを)組ませれば面白いかなと思いますか?

真弓:誰ということではなくて、少し伸び悩みしているピッチャーがいれば、上手く引き出してくれるのではないかなと思います。

―先ほど城島選手の話がありましたが、城島選手が回復して戻ってきたときに、また激しいライバル争いがあるのではないかという話もありますが、そのあたりはいかがでしょうか?

真弓:開幕から城島が出られるという可能性も勿論ありますので、来シーズンは最初からポジション争いになるのではないかなと思います。

―改めてそんな状況の中で藤井選手に期待することは?

真弓:新しい球団で、最初はピッチャーの事も分からないと思いますが、とにかく自分の力を思う存分発揮してもらって、新しい血を入れてくれれば良いかなと思っています。

―かつて真弓監督と藤井選手は、同じユニフォーム(近鉄バファローズ)で戦った時代がありますが、その時の印象と今隣にいる印象で何か違う部分はありますか?

真弓:近鉄の時というのはあまり経験がないというか、まだ若かったということもありますが、今はだいぶ貫禄もついているし、自信も出てきているのではないかと思います。ただ太っているのではなくて、一回り大きくなったなと思います。

―藤井選手、それを聞いて今どんな気持ちですか?

藤井:変な感じですね。

―最初の交渉の際に真弓監督の印象をお伺いした時は、昔からのファンで男前というイメージがあると話されていましたが、今これから戦っていく中でどういった印象ですか?

藤井:来年から監督ということで、一緒に野球がしたいなという気持ちが強くなりました。

―今回タイガースの入団を決められた一番の理由は何だったのでしょうか?

藤井:監督はじめ球団社長に(1回目交渉の)18日に即日で来ていただきましたし、誠意が伝わったといいますか、監督から「同じユニフォームを着て野球をやろう」と言われましたので。

―今までのタイガースというチームに対する印象と、交渉を重ねて何か変わった部分はありますか?

藤井:まだユニフォームを着て野球をしていないので分からないです。人気球団ですので、獲って良かったと言われる様に頑張りたいと思います。

―そしてホームが甲子園という日本一熱い球場になりますが、その甲子園でプレー出来る気持ちはいかがですか?

藤井:高校野球の時から憧れの聖地と言いますか、世界一の球場だと思いますので、そこでプレー出来る喜びを感じています。

―タイガースの選手の中で、親交のある選手はいらっしゃいますか?

藤井:(大学の)後輩が何人かいるのと、阿部健太選手とは一緒に自主トレをしていて、同級生では新井選手がいます。

―みなさんとは何かお話されましたか?

藤井:いえ。まだ特に。

―これからチームメイトとして一緒に戦っていくことになりますが、どういったことを話していきたいですか?

藤井:キャッチャーですので、やはりピッチャーと話をしたいと思いますし、そのためには自分も相手と分かりあえるように、コミュニケーションをとっていきたいと思います。

―先ほど真弓監督からも城島選手との争いというお話もありましたが、改めて入団が決まって今、どのようなお気持ちですか?

藤井:僕は僕で自分の出来ることを精一杯したいと思います。

―ご自身のセールスポイント、アピールしたい部分をお願いいたします。

藤井:バッティングはあまり期待されていないと思いますので、勝利できたら一番嬉しいです。マスクで勝てるように頑張りたいと思います。

―バッティングを期待されてないと仰った時に、真弓監督が藤井選手の方をチラっと見られましたが、真弓監督、そちらの方はいかがでしょうか?

藤井:近鉄の時はバッティングコーチとして、バッティングの指導をしていましたので、バッティングの力は十二分に発揮していると思います。打つだけではなくて細かいこと、バントであったり右打ちなどはしっかり出来るバッターなので、そういうところでは戦力になってくれると思っています。

―最後に藤井選手から、日本一のタイガースファンのみなさんに一言メッセージをお願いします。

藤井:精一杯甲子園で暴れたいと思いますので、応援よろしくお願いします。