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新入団選手発表会がおこなわれました。
2010年12月07日 更新

阪神タイガースは6日(月)、大阪市内のホテルにおいて、新人選手選択会議(ドラフト会議)で指名した8選手の新入団選手発表会をおこないました。

将来の阪神タイガースを担う8名のフレッシュマンたちは、大勢の報道陣の前に緊張の面持ちの中、初めて縦縞のユニホームに袖を通し、それぞれのプロでの目標、セールスポイント等を活き活きとした表情で語り、プロでの第一歩を踏み出しました。ファンの皆さま、どうか暖かいご声援をよろしくお願いいたします。

南球団社長コメント(会見より)

今年のドラフトでタイガースが指名をいたしました、ここに揃っております8名の選手と今日正式に契約をさせていただきました。この選手たちが近い将来、タイガースの主力となって活躍してくれることを、期待をもって臨んでいるところでございます。どうか皆様方よろしくお願いいたします。

真弓監督のコメント(会見より)

―さて、今年は総勢8人の入団となりましたが、まず今の監督の感想をお願いします。

真弓:8人揃って入団発表が出来るということに喜んでおります。それに今日皆さんの顔を見まして、非常に目が活きてて光っていて、これから「やるぞ!」という気持ちが表情に出ていて頼もしく思いました。

―8人の選手の中には当然即戦力、また将来を見据えてという選手もいます。それぞれ監督が期待する持ち味、武器を持った選手がいると思いますが、そのあたりの印象は?

真弓:選手一人一人の個性がありますし、その個性を活かして早く戦力になってもらいたいと思います。また最初からみんなが(実力が)揃っているというか、技術的にも精神的にもプロ野球で戦えるものを最初から持っているとは思いませんが、プロに入ってきたということは、それなりに自信がある部分を持っていると思いますので、それを全面的に出してアピールしてもらい、早く一軍に上がってきて戦力として戦ってもらいたいと思います。

―来年のV奪回に向けてこの8人のルーキーに期待するところは?

真弓:即戦力であったり将来を見据えたと言う事になると思いますが、やはりプロに入ってくると早く戦力にと、少し焦って故障したりということがありますので、自分のペースでマイペースにしっかり力を付けてくれたらと思います。

―新人達に阪神タイガースの一員としての、アドバイスをお願いします。

真弓:プロに入ってきた以上は、しっかり実績を残していかないと、プロに入ってきた意味もないですし、実力だけではなくて体の故障があって早く辞めることもあります。一番大事にしてもらいたいのは、自分の体をしっかり鍛えて1年でも長く出来るような体を作ってもらいたいです。また1年でも長く活躍してもらいたいと思います。

各選手インタビュー(会見より)

【第1巡目】 榎田大樹選手

―縦縞のユニホームに袖を通した感想

榎田:この伝統のあるユニホームを着させていただいて、とても興奮しています。今日ユニホームに袖を通してタイガースの一員になれたのだなと実感していますし、自分は社会人出身で即戦力として期待されていると思いますので、ここでしっかりと優勝に貢献出来るように、そして日本一を目指して真弓監督を胴上げ出来るように頑張っていきたいと思います。

―セールスポイント・優勝に貢献出来る部分は?

榎田:自分は社会人で先発をしてきましたが、ボールのキレであったり緩急を活かした投球が出来ればいいなと思います。あとはピンチにも動じないマウンド度胸を見せられたらと思います。

―プロで目標とする選手は?

榎田:タイガースの下柳投手です。緩急を活かしたピッチングというのも素晴らしいと思いますし、長年プロ野球で活躍されていると言うことは、強いメンタル面であったりと、体の強さがないと出来ないと思いますので、自分も下柳選手のような息の長い投手になれたらと思います。

―対戦してみたい選手は?

榎田:カブスの福留孝介選手と、オリックスの赤田将吾選手です。理由は自分が鹿児島県出身で地元が一緒ということで、小さい頃からの憧れであるお二方との対戦を夢見ていました。同じプロの舞台で対戦することによって、地元の選手が頑張ろうという気持ちになってくれたら一番いいと思っています。

―背番号は13番、この十番台というのはいかがでしょう?

榎田:非常に期待されている番号を頂いたと思います。この背番号は榎田だと言われるような成績を残したいなと思います。

【第2巡目】 一二三慎太選手

―縦縞のユニホームに袖を通した感想

一二三:実感が湧いてきましたが、高校時代から縦縞ということであまり違和感はなかったです。

―今年は甲子園で準優勝と大活躍されましたが、同じ甲子園という舞台が一二三投手を待っています。

一二三:昨日、甲子園球場に足を踏み入れて、その時に帰ってきたなというふうに感じて、すごく嬉しい気持ちで一杯でした。

―先ほど真弓監督からは体を作る、鍛えると言う事を言われていましたが、既に今日の新聞などには、力強い記事が出ていましたよ。

一二三:はい。自分としてはそんな出ていないって感じなのですが。

―セールスポイントは?

一二三:何事にも全力で、プレーするところだと思います。

―プロで目標とする選手は?

一二三:秋山投手です。理由は年齢も近いということもありますし、あのように結果を残せるような選手になりたいです。

―対戦してみたい選手は?

一二三:ジャイアンツの大田泰示選手です。理由は高校時代に自分と一緒にプレーした憧れの先輩ですので、対戦したいなと思います。

【第3巡目】 中谷将大選手

―縦縞のユニホームに袖を通した感想

中谷:伝統のあるチームで縦縞のユニホームに袖を通せたことは大変嬉しく思いますし、そして早く慣れるように頑張りたいと思います。

―セールスポイントは?

中谷:自分は肩が武器だと思いますので、ファンの方々から喜ばれる強肩を見せていければいいなと思います。

―強肩と言えば同じ九州出身の城島選手もチームにいます。

中谷:小さい頃から福岡ドームで見ていた選手ですので、その方が近くにおられますので、一つ一つ学んで自分の物にしていき、プレー出来たら非常にいいと思います。

―プロで目標とする選手は?

中谷:やっぱり城島さんです。小さい頃から見ていた城島さんのプレーを学んでいきたいと思います。

―対戦してみたい選手は?

中谷:高校の先輩であるジャイアンツの笠原選手です。同じユニホームを着て球を受けていた選手と、伝統の巨人―阪神戦という舞台でユ二ホームを着て対戦出来たら、非常に嬉しく思います。

【第4巡目】 岩本輝選手

―縦縞のユニホームに袖を通した感想

岩本:このユニホームを着て実感が湧いてきました。縦縞のユニホームを着るのは初めてですので、最初は似合わないと思いますが、岩本と言えば縦縞と思われる選手になりたいと思います。

―セールスポイントは?

岩本:ストレートのキレとコントロールに自信がありますので、それをプロに入ってもっと磨いていきたいと思います。

―プロで目標とする選手は?

岩本:藤川球児投手です。空振りを取れるようなストレートを投げていきたいと思っていますので目標としています。

―誰からストレートで空振りを取りたいですか?

岩本:どのチームのクリーンナップを打っている選手からも、空振りを取っていきたいと思います。

【第5巡目】 荒木郁也選手

―縦縞のユニホームに袖を通した感想

荒木:とても嬉しい気持ちで一杯です。比較してはいけませんが、僕自身中学校以来のタテジマということで、本当に懐かしいという気持ちと、阪神タイガースのユニホームを着られて本当に嬉しく思います。

―明治大学出身ということになります。当然即戦力としての期待が大きいと思いますが?

荒木:榎田さんと一緒で、即戦力という形で見られるとは思いますが、しっかり怪我をしないようにしていくこと、あとは自分の武器である足、盗塁だけではなく、二塁打を三塁打にする等、そういうところでも、足でアピールしていきたいと思います。

―高校そして大学は関東ですが、関西、大阪の地というのはどういうイメージですか?

荒木:阪神ファンの方がとても熱い、野球に対してとても熱い方が多いという印象です。

―プロで目標とする選手は?

荒木:退団されましたが、足という点でやはり赤星選手を目標にしていきたいです。また金本選手の様に、体の強い怪我に強い選手を目標にしていきたいと思います。

―対戦したい選手は?

荒木:同世代で、やはり楽天の田中投手や広島の前田投手など、球界を代表するピッチャーが多くいますし、また高校、大学と対戦してきた、日本ハムに入団する斉藤(祐樹)君とも対戦できたら良いなと思います。

―甲子園球場のイメージは?

荒木:昨日、甲子園球場に足を運んで見学をさせて頂きましたが、思ったよりも狭いな、という印象が僕自身にありました。甲子園で走り回りたいと思っています。

【育成第1巡目】 阪口哲也選手

―縦縞のユニホームに袖を通した感想

阪口:昔から阪神タイガースの大ファンでしたので、このタテジマのユニホームを着られてとても嬉しいです。

―タイガースのユニホーム、タテジマに強い憧れが小さい頃からありましたか?

阪口:はい。ありました。

―育成から(支配下となり)一軍へという、選手たちが何人もこれまでいますが、そのあたりはいかがでしょう?

阪口:毎日コツコツと練習を一杯して、一日でも早く支配下登録されればと思います。

―プロで目標とする選手は?

阪口:タイガースの平野選手です。あのガッツのあるプレーを見て、すごいなと思いました。そして小さな頃から目標だった、ヤクルトスワローズの川端選手にも近づきたいです。

―対戦してみたい選手は?

阪口:全員の球を打ちたいです。

【育成第2巡目】 島本浩也選手

―縦縞のユニホームに袖を通した感想

島本:昔から阪神タイガースの大ファンですので、とても嬉しいです。

―昔から大ファンだったということですが、そのチームに入団しての心境はいかがですか?

島本:自分が、タイガースのユニホームを着ていることが不思議です。

―不思議と仰いましたが、今現実ですよ。

島本:早く慣れるように頑張りたいです。

―セールスポイントは?

島本:キレのある球と、コントロールです。

―プロで目標とする選手は?

島本:能見投手です。理由は僕と同じ左ピッチャーで、キレのある球を投げているところです。尊敬しています。

―対戦してみたい選手は?

島本:ジャイアンツの小笠原選手です。

―理由は?

島本:最強の左バッターを抑えたいからです。

【育成第3巡目】 穴田 真規選手

―縦縞のユニホームに袖を通した感想

穴田:小さい頃からテレビでタイガースのユニホームを見ていて、それを今自分が着ていることが、すごく不思議だなと感じますし、プロの選手になったのだなと実感が湧いてきました。

―セールスポイントは?

穴田:人よりもボールを遠くに飛ばすという、打撃力が一番自身がありますので、そこを見てもらえたら嬉しいです。

―プロで目標とする選手は?

穴田:中村紀洋選手です。(自分と同じく)大阪の公立(高校)出身で、同じ監督に指導して頂いているからです。中村選手は日本球界を代表するバッターになっていますので、僕も中村さんに負けないように、日本を代表する長距離砲になれたらいいなと思います。

―対戦してみたい選手は?

穴田:まだプロの選手の球は全然分かりませんが、対戦したときに打てるように、毎日頑張っていくことが、今は大事だと思います。