- 真弓監督が開幕前日会見
- 11年04月11日 更新
11日(月)、練習が行われた阪神甲子園球場で、真弓明信監督が12日(火)に控えたセ・リーグ開幕に向けての会見を行いました。皆さま今季も暖かい応援をよろしくお願いいたします。

真弓監督コメント(会見より)
―いよいよ明日ペナントレースが開幕しますが、現在の心境はいかがでしょうか。
真弓:震災の影響で開幕が遅れましたが、さぁこれからシーズンに入ると言う気持ちです。144試合長丁場になりますが、覚悟して戦いたいと思います。
―当初の開幕日であった3月25日(金)に照準を合わせて調整を行ってこられましたが、約二週間余り延びての開幕となりました。この期間というのはどのようにとらえていましたか。
真弓:3月25日(金)からはシーズンに入ったつもりで調整を続けてきました。
―現状、チームの状況はいかがでしょうか。
真弓:キャンプ、オープン戦と選手に大きな故障者が出ていませんので、ここまで非常に順調にきています。
―真弓監督としては3年目のシーズンとなりますが、どんな野球で戦っていこうとお考えですか。
真弓:これまでとあまり変わらないのですが、とにかく今年は1点を大事に守り、攻撃も1点でも多く取っていくという野球をしたいと思っています。
―それと今年は震災の影響もあり、(延長戦は)3時間半を超えて新しいイニングに入らないというルールの中でのシーズンとなりますが、これに対応した戦い方はお考えでしょうか。
真弓:あまり変わりはないと思いますが、とにかく9回までに勝負をつけるという気持ちで戦っていきたいと思っています。

―後半になると強力な投手陣を持っているタイガースは有利ではないかと、そういう風に評価されていますが、いかがでしょうか。
真弓:なるべく有利に動けるように投手陣を起用していきたいと思います。
―新しい戦力では、開幕一軍にルーキーの榎田投手が入りました。どんな役割を期待されますか。
真弓:どの役割で一番良い仕事ができるのかを公式戦の中で探していきたいと思っています。
―気になる故障から復帰した金本選手、城島選手はどのような起用方針になるのでしょうか。
真弓:開幕に間に合うか心配していましたが、(開幕が)遅れたということもありしっかりと合わせてくれましたし、あまり(故障のことを)心配して起用することもないかと思います。ただシーズンを通しての打撃面を考えますと、少し体調を考えながら試合に出た方が良いかなと思います。
―ファンとしては、ライバルとなる他のセ・リーグの球団を監督がどう捉えているか非常に気になりますが、いかがでしょうか。
真弓:他のチームを見る時間がありましたので、随分見させてもらいましたが、見るたびに手強いなと言う印象を持ちました。
―逆に自信を深めたという部分はありますか。
真弓:タイガースのことだけを考えれば、今年は非常に力のあるチームだと思います。ベストで戦っていけば、それなりに良い試合になるのではないかと思います。
―震災の影響が残る中でのスタートとなりますが、全国にタイガースファンがおられます。関東・東北地方にもいらっしゃいます。そう言う方々にどんな姿を届けたいとお考えですか。
真弓:とにかく我々が真剣に野球をしている姿を見て一喜一憂して頂き、辛い事を少しでも忘れて頂ければと思います。
―最後にシーズンの目標、意気込みをお願いいたします。
真弓:昨季は非常に悔しい思いをしましたので、今年は去年の分までしっかりと最後まで野球をして、ファンに喜んで頂けるようなシーズンにしたいと思っています。
―ありがとうございました。


















