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2011年度阪神タイガース納会
2011年12月01日 更新

30日(水)、大阪市内のホテルにて、2011年度阪神タイガース納会を行いました。坂井オーナー、南球団社長、和田新監督をはじめコーチ、選手、職員が一同に集まり、今シーズンを振り返るとともに来シーズンへ向け気持ちを新たにしました。

坂井オーナー挨拶

皆さん、1年間お疲れ様でした。今年は東日本大震災と本当に悲惨な地震が起こり、たくさんの方々がお亡くなりになり、今なお被災地では大変厳しい状況が続いていると聞いております。野球界でも、日程の変更、節電対策と、皆様方にも大変努力をいただき有難く思っております。また、選手会、OB会をはじめ、皆様方が時間の合間を縫って募金活動を始め、被災地の慰問等に出掛けられたことは、本当に意義深いものだと思っております。今後もできるだけ続けていかなければいけないと思っております。

阪神タイガースは、残念ながら今年はBクラス4位と、大変残念なシーズンとなりました。ただ選手の各人の中には最高の成績をあげられたり、非常に活躍されベストナインが3人と、個々の戦力は上位のチームに決して劣っているものではなく、むしろ私は優っているものだと思っております。残念ながら、チームとしてのまとまり、ここ一番での勝負強さに若干欠けるものがあり、このような大変残念な成績になったと思っております。

来シーズンは和田氏に新監督を委託し、課題をぜひとも克服して、7年間味わっていない優勝、日本一を目指して頑張っていただきたいと大いに期待しておりますので皆様方よろしくお願いします。

ファンの皆さまも7年間、本当に待ちに待って優勝、日本一を待望していただいてます。我々も力を支援したいと思いますので、来シーズンは、優勝、日本一を目指して頑張っていただきたいと思います。

和田監督挨拶

皆さん、1年間本当にお疲れ様でした。今年のシーズンを振り返りますと、非常に残念な思いだけが残っております。

ただ、これから前進していくタイガースにとって、このBクラスは必ず意味のあるBクラスだと思っております。その意味を追求しながら前を向いて行きましょう。

シーズンが終わって2日目の朝6時ごろ、自宅の近くにゴミを出しに行きますと、後ろから「おはようございます」という元気な声が聞こえました。後ろを振り返ると主力選手がランニングをしている姿が見えました。そしてその日の昼、クラブハウスのウェイトトレーニング場を見てみると、誰もいないトレーニング場で、黙々と肩のリハビリをしているベテラン選手、そして主力選手もいました。このチームは努力の仕方を知っています。11月の秋季キャンプは若手中心のキャンプとなりましたが、新しい発見、いろんな可能性を発見しました。徐々に力を発揮しつつあるウサギもいましたし、まだまだというカメもいました。しかし、来年の開幕にはこの「ウサギ」も「カメ」も全員が「トラ」となって、気持ちを一つにしてもう一度優勝しましょう。

そのためのシーズンオフを過ごしてください。相手チーム、ライバル、そして自分に勝つためのシーズンオフを過ごしてください。来年2月1日、皆さんの引き締まった体、心、そして元気な顔を見るのを今から楽しみにしています。来年、全員でやりましょう。今年1年、本当にお疲れ様でした。