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各界からエール「ガォー!応援隊!!」

11月 第1回
山中慎介さん (全4回)

芸能界をはじめ各界で活躍するタイガースファンに、愛するタイガースへの熱い想いを語っていただく各界からエール「ガオー!応援隊!!」。今月は、第65代日本バンタム級王者。第29代WBC世界バンタム級王者で今年9月に11度目の防衛に成功したプロボクサー・山中慎介さんにご登場いただきます。試合前日でも阪神戦のテレビ観戦は欠かさないという山中さん。今回はその第1回目をお届けします。

Q:タイガースファンになったきっかけは何ですか?

山中: 実は僕、両親の影響で小学生時代は巨人ファンやったんですよ。だから家では家族そろってテレビで巨人戦を観戦するのが当たり前でした。そんな僕が阪神ファンになるきっかけは、僕が小学校4年生の頃に甲子園球場に連れて行ってもらったことです。ちょうど僕自身が野球を始めた頃で、それを知っていた近所の阪神ファンのおじさんが連れて行ってくれたんです。甲子園って独特の雰囲気じゃないですか。初めての野球観戦であの雰囲気に触れて、今もその日のゲームは印象に残っています。八回表か九回表に新庄(剛志)選手が超ファインプレーをして、九回裏にサヨナラホームランを打ったんですよ。それで阪神に魅せられて一気にファンになってしまったんです。

Q:いきなり巨人ファンから阪神ファンになったわけですね?

山中: そりゃあの雰囲気に触れたら阪神ファンになっちゃいますよ。あの甲子園ならではのムード…もうしょうがないですね。そして、帰る時にはおじさんが買ってくれた阪神のハッピを着て、ヘルメットを被ってメガホンを身に着けて、全身阪神ファンの姿になっていたんですよ。その日の朝まで巨人ファンやったわけですから、両親はびっくりしてました(笑)。

Q:やっぱり印象に残った選手は新庄選手ですか?

山中: そうなんですよ。新庄選手が背番号63を付けて、亀山(努)選手が背番号00を付けている時でしたね。当時、二人が載っている下敷きをずっと使っていましたよ(笑)。あの下敷きどこに行ったのかなー。特に新庄選手は特別な存在でまさにスター選手!あの時の赤いリストバンド巻いてプレーする姿は衝撃的でしたね。彼が63番の次に付けた背番号が5番ですけど、新庄選手に憧れていた僕は小学校5年生の時に背番号5が欲しいからってもらいましたもん。

Q:野球を始めたきっかけは?

山中: きっかけというか、地元(滋賀県現・湖南市)のスポーツ少年団には野球とサッカーしかなくて。どちらも好きやったんですけど、選んだのが野球でした。特に野球をやりなさいって両親に言われた覚えもないので、野球に決めた理由ははっきりしませんけど、両親がいつもテレビで野球中継を見ていたことが影響したかもしれませんね。

たった一日で巨人ファンを阪神ファンに変えてしまう。甲子園球場には、そんなとんでもない魅力があるんですね!やっぱり、テレビ中継もいいけど、甲子園に行けばもっともっと野球が楽しくなる。百聞は一見にしかず…まだ甲子園球場に来られたことのないファンの皆さん、そんな瞬間をぜひ体験してみてください。

第2回の更新は11月14日(月)。お楽しみに!

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