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超変革Webマガジン 2016年8月原口選手

原口文仁選手インタビュー 第2回

Q:育成選手から一軍に昇格したことで、環境は大きく変わったのでは?

原口: もちろん身を置く環境はガラッと変わりました。ファームと一軍では練習環境も試合の時の雰囲気も、何もかもが違いますからね。でも気持ちの部分については、それほどの変化はありませんでしたね。たとえ一軍の試合であっても「原口、さあ今日いくぞ!」って言われても臆することはなかったですから。

Q:シーズンも中盤を超えましたが、最初の頃と変わってきたことはありますか?

原口: 先ほども言ったように、最初はとにかく今まで積み重ねてきたことを出せば大丈夫って感じで、ほとんど勢いだけでやらせていただいていましたが、最近では心境もだいぶ変わってきましたね。一軍での試合経験を積んでいく中で、いろいろな失敗もしましたし、ボロが出てしまったこともあります。でもそういった経験を生かして、これからもしっかりやっていこうと思います。

Q:一軍登録された当初に比べて、落ちついて周りを見られるようになった感じですか?

原口: 当初から周りは見えていたとは思うんで、その点では変わりはないです。でも、ただ見るだけじゃなくて、周りの人たちのいろんな意見を聞いて、状況も広く見られるように心掛けています。視野が狭くならないように気をつけながら、自分の考えだけにこだわるのではなく、取り入れるべきことは取り入れていこうと考えられるようになりました。

Q:具体的にいうと、どんな事を考えて取り組んでおられますか?

原口: キャッチャーは、ピッチャーの心理状態も踏まえて配球とかいろいろ考えていかなくちゃいけないんですよね。そういう部分ではコミュニケーションを大切にしています。バッテリーを組ませてもらったピッチャーに対しては、相手の考えを汲み取る努力をしますし、なんか疑問があったら直接話しを聞きに行ったりします。考えていることはハッキリ伝えてもらえるような関係が築けるように取り組んでいます。今後もバッテリー間はもちろん、ほかの選手やコーチ陣、さまざまな人とのコミュニケーションを大事にしていきたいと思っています。もちろん練習の時も試合の時も。そして時間が許せばプライベートおいても心掛けるようにしています。

第3回の更新は8月19日(金)。お楽しみに!

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