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積極性が奏功! 9回上本がサヨナラ打!
ギリギリの状態から選手会長が決めた。
5対5の同点で迎えた9回裏。新井良がきょう3本目となる二塁打で出塁するも、鶴岡の犠打失敗で代走・俊介が三塁タッチアウト。微妙なタイミングに和田監督は抗議したが、もちろん判定は覆らない。代打の切り札・関本も空振り三振に倒れ、延長戦が頭をよぎったが…。
途中出場の福留が四球でつなぎ、上本がDeNAの守護神・ソーサの初球をたたいて、ライトオーバーのサヨナラ打。乱打戦に決着をつけた。
「おととい、(ソーサに対して)全くだったので、がっつくじゃないですけど、食らいつくというか、ボール球を振ってもしょうがない、くらいの気持ちで行きました」
上本はおとといの試合で、ソーサの前に見逃し三振に倒れていた。その反省を生かした積極的な打撃が奏功。高校、大学時代にも公式戦では経験がなかったという、サヨナラヒットを放ってみせた。
西岡の故障離脱により、「一番・セカンド」に入るようになって9試合。打率も出塁率も得点圏打率も高く、チームに貢献している。
「結果がすべてなので。結果を残すだけです。準備はいろいろしますけど、結果で判断されるので。結果がすべてです」
何度も「結果」という言葉を繰り返した上本。打撃練習では、日によって徹底的に右打ちをするなど、しっかりとした準備をしているから、結果も出る。
2連勝で勝率を5割に戻した。明日からは巨人との3連戦。開幕カードで1勝2敗と負け越した借りを返したい。