試合情報

一軍試合速報

TOP > 試合情報 > 一軍試合速報

FlashPlayerのバージョンが低いか、インストールされていません。

  • 最新のスコア
  • テーブルスコア
  • 試合経過
  • ベンチ入り選手
  • 選手コメント
  • 戦評
  • 熱狂メーター

藤浪、自画自賛の投球!

藤浪のピッチングに尽きる勝利だった。8回を散発3安打無失点。課題の“3巡目”に入った6、7回にピンチを招くも、そこをしのぐと、8回は3者凡退。“完封”“完投”が期待されるなか、「後ろには最高のストッパーがいる」(中西投手コーチ)というベンチの判断で、呉昇桓のリリーフを仰ぎはしたが、今季一番の投球だった。

中西コーチのアドバイスにより、ブルペンで“ノーワインドアップ”と“セットポジション”の両方を試し、「感触が良かった」ノーワインドアップを選択。「勢いとリズムを作るため」という狙い通りのピッチングができた。

前回登板(5月20日、対オリックス)で2回KOの屈辱を味わった。左足に体重が乗り切るかどうか、をテーマに練習に取り組んできたが、きょうは「しっかり体重移動して、本来の形で投げられた。フォームがよかった」と、本人も納得の表情だ。

フォームが安定すれば、ストライク先行の投球ができる。ストライクが先行すれば、テンポもよくなる。

「自分のテンポ、自分のペースで、自分の投球ができました」

藤浪がここまで自画自賛するのも珍しい。前回までのふがいないピッチングを全部、吹き飛ばすような好投だった。

「1試合では分からないけど、手応えはつかんだと思う」と中西コーチ。藤浪も「このピッチングを続けられるようにしたい」と次回登板を見据えた。

開幕から苦しんできた“3本柱”の一角が、きょうを境に復調となれば、チームにとっては大きな収穫。6カード連続で初戦を落としているが、明日の西武戦に勝って、連勝街道に入りたい。