FlashPlayerのバージョンが低いか、インストールされていません。
福留が連夜のヒーローで逆転勝ち
また、福留のバットが試合を決めた。1対1の同点で迎えた8回二死一、三塁から、レフト前に落とす勝ち越し適時打。連夜のヒーローに、スタンドのファンからは大きな「福留コール」が起きた。
先頭・大和がヒットで出塁するも、鳥谷の併殺打で二死走者なし。チャンスはついえたかに思われたが、ゴメスが四球を選び、マートンがヒットでつないだ。三番・鳥谷が4打数無安打でもこうして得点できるのは、福留の存在があればこそだ。
ヤクルトはきのうに続いて、福留のところで左腕を投入したが、その継投をあざ笑うかのようなバッティングだった。
「(左腕のことは)別にあまり考えていなかった。どっちにしろ、バットに当てないと何も起こらないから。ああいう場面は食らいついてね。どの打席もすごくいい感じで入れている。どういう場面とか気にせず、自分の感じだけを大事にしながら入っている」
好調の秘訣を聞かれると、「よく寝ること」と答えたが、もちろんそれだけではない。自身初めてとなる不振でのファーム落ちも経験し、そこで努力してはい上がってきた。
「下で毎日ゲームに出ることで、下半身を鍛え直して強い体になって戻ってきた。何回も言うけど、コンディションさえよければ、こういうバッティングができる選手。これまでのことを考えたら打ち足りないと思うし、残り試合、どんどん打ってほしい」
和田監督も福留の復調を手放しで喜んだ。きょうの勝利でCS進出が確定。広島が敗れたため、ゲーム差を0.5に縮めた。