ニュース

オフシーズントラ番ニュース

TOP > ニュース > オフシーズントラ番ニュース

2016.10.20
強打の内野手を1位指名

プロ野球ドラフト会議が20日、東京都内のホテルで開かれ、阪神は8選手を指名しました。

ドラフト1位は、大山悠輔内野手(白鴎大)。単独指名での交渉権獲得となりました。

阪神の1位指名として大山の名前が発表された時、会場にはどよめきが。即戦力投手の指名が予想されていただけに、大きな驚きが広がりました。

金本知憲監督は、大山の1位指名について「決めたのは今日。お昼ぐらいですね」と明かし、「意外な歓声だったんじゃないですか」とニヤリ。「今のチームの現状を見た時に、若手のホープといいますか、投手と野手の数の差を皆で検討して、やっぱりウイークポイントは野手かなと。野手でいこうと、満場一致で決まりました」と、野手指名に至った理由を説明しました。

大学日本代表で四番を務めた大山は、パワフルなバッティングが持ち味。三塁手ですが、遊撃、二塁も守れるユーティリティープレーヤーです。「右の大砲候補。バッティングがしなやかで強く、タイプ的にはヤクルトの山田選手にちょっと似てるかなという雰囲気がある」と大山を評した金本監督は、「まぁなかなか1年目からというのは厳しいと思うけど、できるだけ早く、1年目からバンバン甲子園で暴れてほしい」と期待を寄せました。

ドラフト会議を退席した金本監督は、その足で栃木県小山市内の白鴎大学へ。1位指名されたことに驚きを隠せない大山のもとに、指名挨拶に出向いています。

2位以下の指名選手は、以下のとおり。

2位 小野泰己投手 富士大 右投右打
3位 才木浩人投手 須磨翔風高 右投右打
4位 濱地真澄投手 福岡大大濠高 右投右打
5位 糸原健斗内野手 JX-ENEOS 右投左打
6位 福永春呉投手 徳島インディゴソックス 右投左打
7位 長坂拳弥捕手 東北福祉大 右投右打
8位 藤谷洸介投手 パナソニック 右投右打

8選手のうち、投手が5人、捕手1人、内野手2人。また、高校生2人、大学生3人、社会人2人、独立リーグ選手1人と、即戦力と将来性どちらも考慮した幅広い指名となりました。

巻き返しを狙う金本阪神2年目に向けて、楽しみな戦力が加わります。

「オフシーズントラ番News」は公式携帯サイトからもご覧いただけます。