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2016.11.16
成果は出ている

高知県安芸市で10月29日から行われていた秋季キャンプが終了しました。最終日の16日は、午前中メイン球場でシートノック・投内連係・ランダウンプレーに取り組み、キャンプ中にやって来た事を再確認。ウェイトや体幹を含め連日トレーニングで追い込んで身体がクタクタな筈の猛虎ナインも最後の力を振り絞って練習に励みます。

午後に入って打撃練習が終わる頃には、一旦ブルペン・サブグラウンドに移動して汗を流していた投手陣も再び合流して外野を全員で声を合わせながらのランニング。次にスタッフ・キャンプ関係者と共に内野に大きな輪を作りました。「このキャンプの成果を来年に繋げ、秋には良い報告が出来るように!」・・青空の下、上本博紀選手会長の音頭で一本締めを行い、無事にキャンプを打ち上げています。

「体を鍛えた3週間だった。こんなにバットを振り込んだのは初めて。強くなった手応えがある」・・高山 俊外野手が胸を張れば、原口文仁捕手も次のように振り返ります。「振り込んで来た成果もあったし、無駄にしないようにオフも継続してやって行きたい。肩回りとかに不安もあったけど、しっかりトレーニング出来たので続けて行きたい」。

金本知憲監督が総括します。「(野手は早朝から相当なスイング量で)最初はハードスキルかな?と思っていたけど、1から作る方針がある。少々ケガ人が出ても良いかな?と。語弊はあるけどそれ位追い込んでやろうと言う事だった。(飛距離やスイングスピードが向上した打者も)何人かいたネ。(飛距離なら)北條・中谷・陽川・梅野。(スイングスピードは)荒木とか北條・板山にしても・・。選手はよく頑張ったと思う」。

投手陣についても手応えは十分。 「トレーニングもきっちりやって、ランニングをやる中で投げ込み量も増やした。(中でも)石崎・島本・青柳は上手くまとまって来た。あと、秋山ですか? 今季後半の調子の良さを維持していると思う。(また、投内連係や牽制については)今キャンプのテーマでもある。(今季ミスが目立った投内連係・クイック・牽制・ランダウンプレーについては)だいぶ上手くなって来たと思う。(意識も変わって)ブルペンでも、かなりクイックで投げてくれてた。成果は出ていると思う」と語り、指揮官は選手の取り組みを高く評価しました。

その上で、金本監督は次のように話しました。「やろうとした事は出来た。今の段階で結構強くなってると思う。(だけど、まだ)成果まで行ってない。成果が分かるのは来年2月(のキャンプ)。12月、1月のシーズンオフにどれだけ各自が意識を持ってやるかだ」。

充実のキャンプを過ごした猛虎ナインは、笑顔で四国を後にして16日 夕刻 関西へと帰りました。久々に我が家で一息ついた夜ですが、ある意味では、ココからが本当の勝負! 自分との闘いともなる『完全オフ』は、もう目の前に迫っています。

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