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2016.12.6
笑顔で暮らせる世の中に!

板山祐太郎外野手が一日人権擁護委員を務め、6日 兵庫県尼崎市の阪神尼崎駅前周辺で行われた人権週間街頭キャンペーンに参加しました。

ドラフト6位ながらも1位の高山に負けじと闘志を剥き出しにする板山は、同じく叩き上げの金本監督にその心意気を買われています。ルーキーイヤーの今季は40試合に出場して打率.236・0本塁打・5打点でしたが、ヒーローインタビューで「新人は高山だけじゃない!」と発言するなど、ファンには数字以上のインパクトを与えました。

駅前の広場で行われたセレモニーでは、ユニフォーム姿で一日人権擁護委員として「(差別やいじめが無くなり)みんなが平等で、笑顔で暮らせる世の中になったら良いなと思う!」と挨拶。その後、駅周辺や商店街を歩いて、街行く人たちに啓発のチラシを配って回ります。ファンから声をかけられ激励の言葉をもらったり、小さな女の子と記念撮影をしたりして無事任務を遂行しました。

「(こうした経験は)初めて。ちょっと緊張した。(街の人は、一軍の試合に)そこまで出てないボクでも名前を覚えてくれてるし、凄い応援してくれてるんだな!と改めて実感した」。大役を終えて、板山が報道陣に口を開きます。人権擁護の問題に触れてみて、団体スポーツの中で相手を思いやる事の大切さを痛感。私生活も含め今後に生かして行きたい気持ちが強くなりました。

「今は来年の事で頭がいっぱい。技術的な事だけど、速いストレートに振り負けるのを今年一年 自分でも感じていて、それをテーマに上げて秋季キャンプでもしっかりやって来た」だけに、このオフも継続して課題克服に没頭しています。「この秋季キャンプで監督に色々教えてもらって・・これをやって行こうと言う方向性が見えて来た」板山。中でも素振りを大切に考え、自分のフォームをビデオに録って確認しつつ「重いバットや長いバットなど色々使い分けて」打撃改造に取り組む毎日です。

金本監督は来年の沖縄キャンプ初日に紅白戦を実施する可能性を示唆しています。「ボクは(2月)1日から本気でアピールしていかないといけない立場」と自覚するだけに、プロ2年目へ向けた板山の意気込みは半端ではありません。

「マシンを打つのも勿論だけど、1月になれば(投手が本格投球に入って来るので)打席に立たせてもらったりするので」実戦的な仕上がりを早めて行く考え。年末年始も鳴尾浜を中心に鍛えに鍛え、来季は常時一軍で活躍する目標を叶える為 板山は全力で走り続けます。

指揮官が「(将来)大化けするかもよ!」と見込んだイケメン・和製ジョコビッチの2年目。どんなドラマが待っているのか? 興味は尽きません。

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