ニュース

オフシーズントラ番ニュース

TOP > ニュース > オフシーズントラ番ニュース

2016.12.7
黄色い声援

高橋聡文投手と梅野隆太郎捕手が冬の青空が広がる大阪市西淀川区の大和田小学校を訪問し、 約400名の児童と楽しい時間を過ごしました。

校庭にタテジマ姿の2人が現れるとタイガースの黄色いジャージに身を包んだ子供達から大きな歓声が上がります。両選手が皆と一緒にキャッチボールをしたり、プレーの実演や質問コーナーなどで盛り上がりました。

ミニ野球教室では、高橋が「基本は相手の気持ちを考えて投げる事。相手の捕りやすいところに投げるのが一番。そこに行け!と集中して」キャッチボールをするように指導。打撃について梅野は、「先ずは来たボールをしっかり見て打つ。プロ野球の球は凄く速い。0・何秒の一瞬で見て打たないといけないから、バッテイングは難しいと今でも思う」などと話しました。

質問コーナーでは話題がホームランに及び、梅野は「タイガースに来て11本ホームランを打った。来年は一年間で11本以上打ちたいと思う!」と堂々の二桁本塁打宣言。高橋には、金本監督について訊かれて「(怖いイメージがあるけど)普通に話すと全然怖くないですよ」と答えています。来季優勝出来るか?と問われた2人ですが、「もちろんします!」の梅野に対して高橋は「皆さんがいっぱい応援してくれたら優勝出来ると思うので」と答えて、小学生の後押しを要求(⁈)していました。

全員で記念撮影におさまった笑顔の2選手ですが、最後はハイタッチをしながら退場。子供達も満足そうにランチタイムの教室に戻って行きました。

記者団に改めて2ケタ本塁打について訊かれた梅野は、「(今年一本も打ってないから)尚更 長打というのが・・なるべくそういうのでチームに貢献出来たら。良い意味でチャンスメークも出来るし、点も入る。ちょっと魅力的なところも本塁打にはあるので2ケタ以上は!」と答えました。秋季キャンプでの打ち込みを忘れずに「これからもオフシーズン 振り込みを重視して」過ごして行く考えです。

注意すべきは一発長打にとらわれ過ぎて大味な打撃になる事。追い込まれても粘り強く甘い球を待つなど「脆くならない」ように「8番打つなら嫌なバッターに成りたい。(ベンチの要求に応えて)何でも出来る」打者を目標に存在感を高めていきます。

中日から移籍し、プロ15年目を新天地で迎えた今季は、チーム最多の54試合に登板した高橋。3勝1敗 防御率3.76の成績で、来季も今季投げた50試合以上が「最低ライン」の目標です。

高橋本人は「調子の波が激しく」安定感を出せなかった事を反省点に上げていますが、「(身体の)状態をいかに正常に保つと言うか、ケアをしっかりやれば大丈夫だと思う。歳をとって来ると昔と同じ事をしててもダメだし、日々どうしたらイイか?考えながらやっている。(例えば若い頃に比べると肉類も)そんなに食べられなくなって来る」として、炭水化物の摂り過ぎを控えたり、野菜を多めに食べるなどコンディション作りをこれまで以上に注意するようになった事を明かしていました。

トレーニングの合間に訪れたリラックスタイム。子供たちの無邪気な笑い声に接し、新たな活力を得た様子です。

「オフシーズントラ番News」は公式携帯サイトからもご覧いただけます。