ニュース

オフシーズントラ番ニュース

TOP > ニュース > オフシーズントラ番ニュース

2016.12.8
カミワザ連発

大阪市中央区の大阪城ホールでプロ野球No. 1決定戦『バトルスタジアム』(2017年1月8日新春特別番組として放送予定)が開催され、阪神からは岩貞・北條・江越の3選手が出演しました。広島の野村・鈴木、巨人・菅野、埼玉西武・秋山、オリックス・T−岡田ら錚々たる顔ぶれの中で若虎たちも元気に奮闘しています。

筋力No. 1を決めるべく50kgのタイヤを両手で押して30m運ぶ競技に出場した北條史也内野手は、客席の虎党や実況席にゲストで座るリオ五輪女子レスリング金メダリストの土性沙羅選手(北條ファンを公言)からの声援に応え、「地元の大阪でやるんで良いとこ見せるよう頑張る。(土性さんも応援してくれているので)やるしかないですね!」と語り、その言葉通りの最後まで諦めない戦いで会場を沸かせます。また、日本ハム・西川との力くらべでは熱戦の後 思わずその場に座り込んで酸素ボンベを吸い込みつつも、心配するインタビュアーに平気な顔で「大丈夫です」と答えるなど、とぼけた魅力で観衆を喜ばせていました。

動く障害物を避けて標的にボールを当てる『ムービングピッチ』には岩貞祐太投手が挑戦しますが、上手く当たらず大苦戦。「難しいですね。ロージン(バッグ)が小さくて」と思わず苦笑いを浮かべました。

プロ3年目の今季は、9月の月間MVPに輝くなど終盤駆け込みで白星を荒稼ぎして25試合登板 10勝9敗 防御率2.90と飛躍のシーズンとなった岩貞。新婚の奥様に支えられて「良い時も悪い時も、いろんな事が経験出来た」忘れられない一年でした。

「(6月26日・マツダスタジアムの)広島戦で9回2死まで勝っていながら(逆転サヨナラで)負けたという試合」が最も印象に残りました。「勝った試合というのは10個思い出す事は出来ないけど・・今でも、こうやって負けたな〜!というのは思い出せる」ほどの悔しい思いが、岩貞の来季へ向けた心の支えにもなっています。

遠くで落下するボールに向かってダッシュして捕る『カミワザキャッチング』には、江越大賀外野手が参戦。照明の影響か?4年連続ゴールデングラブ賞の広島・菊池ら各球団の名手が苦しむ中で「ホント、見えないんです」と言いながらもナイスプレーを連発しました。これには解説の赤星憲広さんも思わず、「捕り方が上手い!」と大絶賛。それを聞いて江越は「嬉しい。ありがとうございます!・・たくさん阪神ファンがいらっしゃるので」と、力をもらえた事に感謝感激の様子です。

チーム対抗の団体戦では各球団が絆の強さを示すプレーで盛り上がり、会場を埋めたプロ野球ファンは最後まで笑顔を絶やす事がありませんでした。

「オフシーズントラ番News」は公式携帯サイトからもご覧いただけます。