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2017.1.16
メダリストから刺激

関西運動記者クラブが選ぶ『第60回関西スポーツ賞』の表彰式が大阪市内のホテルで開かれ、特別賞を受賞した高山俊外野手が出席しました。

リオ五輪柔道男子73キロ級で金メダルを獲得した大野将平選手、昨季のフィギュアスケート世界ジュニア選手権で優勝を果たした本田真凜選手らと共に壇上に並んだ高山は、少し緊張した面持ち。表彰状とトロフィーを受けとると、「去年からプロ野球の世界に入りましたが、早い一年間でした。チームとして優勝、日本一を目指せるよう、またそれに貢献できるように頑張りたいです」と挨拶しました。

続いて行われた、関西スポーツ界の発展を祝しての鏡開きでは、リオ五輪で銅メダルを獲得したシンクロナイズドスイミング日本代表・井村雅代ヘッドコーチらと共に、木槌で樽を叩く役に。会場を華やかに盛り上げます。

表彰式を終えた高山は、「世界で活躍されている選手の中で少し肩身が狭かったですけど、その中でも昨年の一年間を表彰してもらえたのは、すごく幸せなことだと思います」と感想を口に。「競技は違いますが、世界で活躍されている選手ばかりなので、僕も『もっともっと』と意欲が湧く時間でした」と、トップを走るアスリートたちから刺激を受けたようです。

自身も、大勢の観客から注目を浴びながらプレーする立場。「高校野球、大学野球と、伝統あるところでたくさんのお客さんの前でやっていましたけど、プロ野球となると、それが毎日になるので。すごい世界に入ったと思ったけど、それだけのファンの方がいるので、やっぱり勝たないといけないと思う。(多くのファンの存在が)変なプレッシャーにはならないですし、力強いです」。プロ野球選手としての1年を終え、『応援してくれるファンのために』という思いが強まったことを明かしました。

昨季は、26勝36敗と本拠地・甲子園で大きく負け越し、「甲子園が一番多く試合をする球場なので、そこで勝てないと厳しい」と高山。スタンドを埋め尽くすタイガースファンに喜んでもらうため、そして優勝するためには、聖地で勝ち星を積み重ねなければいけません。

新人王獲得から、さらなる進化が期待される2年目へ。高山が関西スポーツ界を熱くします。

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