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2017.1.19
ドラ1に太鼓判

金本知憲監督が鳴尾浜球場を訪れ、若手選手たちの自主トレを視察しました。

ピリッとした空気のなかトレーニングに取り組む若虎の姿に、「いい緊張感を持ってやっているし、やる気は感じられた」と指揮官。満足感を漂わせます。

室内練習場では、マシン打撃を行っていたドラフト1位・大山悠輔内野手(白鴎大)をチェック。映像では見たことがあるものの、初めて生でバッティングを目にし、「スイングの完成度はこれからだし覚えることも多いけど、柔らかいね。実戦向き」と印象を口にしました。

「もう少し下半身がどっしりしたら、もっと飛ばせると思う。伸びしろがあるね。体の強さはまだないけど、これから。対応力もあるし、慣れと強さで打つと思うよ」。

昨秋のドラフト会議で自ら獲得に動いた、金の卵。その目に狂いはなかったと、自信を深めます。

「生え抜きで30本打てる選手が、30年ぐらい出ていない。クリーンアップとして考えている」と、切望される大砲の誕生に期待を寄せました。

大山は、「普段より多少緊張感はありましたが、いい練習ができました」と充実の表情。バッティングについて、「意識することはたくさんあります。すべての面でレベルアップしないといけない」と神妙に話しました。

金本監督から『柔らかさ』と『対応力』を認められましたが、「柔らかさを大事にしながら、力もつけていかないといけない。キャンプに入ったら指導してもらって、一つ一つしっかりやっていきたいです。対応力も、一人一人投げる球は違うから大事だと思う。しっかり上げていきたい」と、レベルアップを誓います。

クリーンアップの期待にも、「将来的なことはありますが、まずは一年一年が勝負。今年一年、チームのためにどう貢献するか。まずは今年の一年をしっかりやりたいです」。気持ちを引き締め、足元を見つめました。

この日の新人合同自主トレでは、3000メートル走のメニューも。11分14秒のタイムで1位に輝いたのは、ドラフト8位の藤谷洸介投手(パナソニック)でした。

長距離走に自信は「あります!」と胸を張った藤谷。15日は体調不良で練習を欠席したため、「取り返そうと思っていました」と気合い十分で臨んだようです。

金本監督の視線を感じながらのランニング。「(監督の)前を走る時は変な感じがしましたけど、少しアピールできたと思います」と笑顔を見せました。

体調は「もうバッチリです」。22日からの次のクールでは、初のブルペン入りも予定。エンジンは全開です。

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