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2017.1.23
オレの必携アイテム

一時、粉雪も舞った極寒の西宮市鳴尾浜・虎風荘で一軍・ファーム合同コーチ会議が行われ、キャンプメンバーの振り分けが発表されました。

新加入の糸井・メンデス・キャンベルらは沖縄メンバー。新人で一軍キャンプに選ばれたのは大山・小野・糸原の3名で、ベテラン中堅では安藤・新井・大和らが安芸スタートとなっています。

《沖縄・宜野座キャンプメンバー》

<投手> 能見、横山、岩貞、藤浪、メンデス、岩田、藤川、歳内、小野、石崎、マテオ、高橋、秋山、山本、青柳、メッセンジャー、松田、岩崎、島本(19名)

<捕手> 坂本、梅野、岡�ア、原口(4名) 

<内野手> 上本、鳥谷、北條、大山、キャンベル、糸原、今成、荒木、植田(9名)  

<外野手> 糸井、福留、��山、横田、江越、中谷、板山、俊介(8名)  合計40名

「主力・中堅・若手とまんべんなく・・・コーチと相談して決めた。(新人は実力が未知数だけど)大学・社会人に関しては自分の目で見たいというのがあったし、体力とかも(キャンプ中に)そこそこついてくるんじゃないか?・・(ベテラン勢は自分のペースで調整してもらうなど)各々立場によって違うけど、中堅と若手に関しては、まだまだ鍛えて行くキャンプになる。(監督就任)2年目でだいぶ選手も把握できて来てるので(昨年よりも多く)実戦で試させたい」。

金本知憲監督は、ウエイト・トレーニングを中心に鍛える部分は継続した上で紅白戦など実戦経験を数多く積ませてレベルアップを図る方針を打ち出します。藤川を沖縄メンバーに入れた狙いについては、「年上(年長)の投手が能見しかいないから、締めるというか、模範になって欲しい」と説明。また、成長株の植田を「足と守備。将来的に育っていかないと」いけない人材として抜擢しました。

また、一塁手専門の選手不在ということもあって、野手の起用もかなり流動的。「日替わりになるかな? 内野は全部。(外野も含めて)レギュラーは糸井とコウスケ(福留)だけ。アピールして、結果残して、奪い合いですよ!」と話す指揮官は、「ハイレベルで、誰使おうかな!というレベルでやって欲しい」切実な思いを口にします。

ある程度予想された事ではあっても、実際に沖縄キップを手に入れて『即戦力』ルーキー達は、ホッと一息。ドラフト2位  小野泰己投手(富士大)は、「(先発ローテーション入りの目標に向かって、実際に)プロの打者に投げてから、自分の課題を見つけていきたい」と抱負を述べました。読谷村のチーム宿舎は、大学時代もキャンプで使用していた同じホテル。「慣れた環境なので、知らない所よりは心強い」材料となります。

「改めて、しっかりやらないと!強い気持ちで」。沖縄行きが決まり ドラフト1位 大山悠輔内野手(白鷗大)は、一層引き締まった表情を見せました。「(見てもらいたい第一は)バッティング。持ち味なので、しっかりアピールしていきたい」。

朝から晩まで野球漬けの日々に気分転換する為の必須アイテムは、大学時代に同級生から贈られたヘッドフォン。「(音楽鑑賞で)自分の時間を作りたい。決まったジャンルは無くて(その時その時における)自分の中での流行りの曲を聴くという感じ。(キャンプ中も)最初は勉強する事ばかりで、音楽を聴いている暇は無いと思う。その位、充実しているのがイイ。部屋で寝る前とかに聴ければイイかな?」。スーツケースに『秘密兵器』を忍ばせて、まもなく虎のスーパールーキーが鍛錬の地に向かいます。

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