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2017.2.4
へし折られた!ドラ1

立春を迎えた宜野座キャンプ4日目。フリー打撃に初めて岩崎・島本・松田・横山らが登板しました。最初に打席に入ったルーキー大山は、岩崎のクロスファイヤーにバットを根元からへし折られます。岩崎は大山・北條相手に48球。セットアップに専任する今季ですが、まずは内容十分な滑り出しとなりました。

「(打撃投手では)やりたい事が出来た。これから少しブルペンの内容を変えて行こうと思う」。いつものスマイルを浮かべて岩崎 優投手が話します。中継ぎとして僅差の展開やピンチの場面で登板する可能性を考えて、投球練習でも初球から魂を込めて全力で投げるとの事。先発からセットアッパーへと完全に気持ちを切り替えて、全試合に登板する位の覚悟で左の切り札を目指します。

いきなりプロの洗礼を受けたドラフト1位大山悠輔内野手は、「(球種は直球だけだったが)タイミングが合わなかった。(低いと判断して)見送った球が、伸びてストライクになった。全ての面でアマチュアとは違う!」と舌を巻いていました。

新人・糸原ら左打者と対戦した島本はコースをきっちり投げ分けますが、球威に押され気味だった糸原も終わりの方にフェンスオーバーの打球を飛ばして一矢報いました。

午前中のシートノックには、新外国人エリック・キャンベル内野手が初めて『参戦』。サードの守備で無難にゴロを捌き首脳陣をホッとさせています。「米国時代は送球ミスは殆ど無かった」と言うキャンベル。金本知憲監督は、「捕る姿勢もイイ。スローイングも良いし、肩も強い」助っ人の守備を高く評価していました。

また、ブルペンではドラフト2位ルーキー小野が捕手を座らせて56球を投じ、直球の伸びとキレに高評価の声が飛び交いました。打席に立って投球を見た坂本も手元でグッと伸びて来るボールにたじたじの様子。小野泰己投手は、「球のキレも質も良かった。順調に来ている」と淡々と振り返ります。「魅力!魅力!素材は一級品」・・・しなるように投げる右腕に指揮官も最大級の賛辞を送っています。西武の岸に似たタイプとも呼ばれる細身の剛腕が大器の片鱗を見せ始めました。

安芸キャンプでは、土曜日 各地から詰めかけたファンの為に西岡 剛内野手が、坂道ダッシュの後に即席サイン会。左アキレス腱断裂からの復帰を目指して別メニューに取り組む日々ですが、それだけに応援してくれる人達への感謝を忘れません。丁寧に時間をかけて一人一人にサインする姿に復活への強い意志が伝わって来ました。

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