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3、4番の一発で交流戦前最後の一戦を制する
ゴメス&鳥谷の一発で、交流戦前最後の一戦をモノにした。
先制点はゴメス。2回、先頭で打席に入ると、1ボールから甘く入ったストレートをとらえて、左中間スタンドへ運んだ。ボールを追いかけて崩され、三振や凡打に終わる打席が目についていたが、きのうの2安打から復調気配だ。
「状態は上向いていると思う。落ち着いて、しっかりボールを見て呼び込んで。そういう意識だったよ」
8回の打席では四球を選び、貴重な追加点となるホームを踏んだ。見極めができてきた証拠だろう。
5回に同点とされた後、一振りで流れを引き戻したのは鳥谷だ。6回一死から、左翼ポール際へ2号ソロ。試合中に一言、「風のおかげです」と広報を通じてコメントした鳥谷は、試合後も淡々としていた。
「レフト方向を意識していたわけじゃない。たまたまです。塁に出ることしか考えていませんでした。(ホームランは)たまたまです」
ヒーローインタビューの候補に挙がりながら辞退したのは、会心の当たりではなかったからか。
6回以降は高宮、鶴、安藤、呉昇桓が無失点リレー。8回に代打・新井良の適時打で、点差を3点に広げたことも大きかった。
「あさってからに弾みをつけて入っていける。まだまだ踏ん張りどころが続くと思うけど、2連戦になるので、何とか初戦を取れるようにやっていきます」と和田監督。火曜日からは交流戦が始まる。戦い方も変わってくるだけに、ベンチワークがより大切になるだろう。