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2016.10.14
アルプス登り

甲子園の秋季練習は第2クールから投手陣も合流していますが、14日 初めて投内連係が行われました。アウトカウント・走者別にいろんなケースを想定しながら、牽制も交えベースカバーなど細かいところまで入念にチェック。本格的な守備練習となっています。

野手のランチタイムには金本監督も見守る中、岩田・藤浪・岩貞ら投手7人がアルプススタンドで階段を駆け上がる『アルプス登り』を敢行。権田トレーナーの合図で一番下の通路から最上段まで上がって降りるトレーニングを10セット行いますが、終盤は比較的元気だった伊藤和ら以外殆どの選手がヘトヘトで、岩田は降りてくるのがやっと!という有り様です。

指揮官は、遅いな!と岩貞を冷やかしながらニヤリ。初の2ケタ勝利をあげたホープにも、もっと鍛えろ!とばかり 容赦はありません。

午後には野手が、フリー打撃の合間に30メートルダッシュを計測しました。1人3本ずつ走って、相変わらず上本・大和らのタイムが上位ですが、伊藤敦規トレーニングコーチは「伸び率では中谷や北條。春(宜野座キャンプで)測った時より伸びてる。トレーニングの成果が出ている」事に手応えを感じています。距離が短いのでコンマ何秒の世界ですが、昨秋・今春と着実にタイムを短縮して来ている若虎たちが頼もしく感じられます。

「もっと走塁にも興味を持ちたい!」。中谷将大外野手が意欲を示せば、北條史也内野手も「(実感としては)速く走ろうと力んで足が動かない感じはあった。もっと軽くと言うか、力入れても一緒だと思うので(まだまだ)これからです」と前向きなコメント。今季6個にとどまった盗塁に関しても、首脳陣の信頼を得て「単独で盗塁のサインが出るように」研究を重ねるつもりでいます。

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