- 2016.10.15
- 鉄人の教え
青空広がる週末の甲子園。15日 秋季練習は、午前中 投手・野手が別々に約30分ずつ内野ノックを行いました。
投手はセカンドの位置に榎田・岩貞・岩田・山本のサウスポー、ショートには藤浪・竹安・桑原・伊藤和と右投手が集まり、ゴロを捌きます。2塁方向へのショートスローやバックホームの送球もしっかりと時間をかけています。
藤浪も課題の一つである守備力向上の為に黙々と取り組みます。「今、久慈コーチ・(高代)ヘッド・(平田)チーフとかが、投手のレベルアップの為にやってくれてるから。彼は手足が長いから体をコントロールするのが難しく大変なんだけど、色んな意味で(腕が遠回りしたり、体が流れたり、送球がブレたりするなど悪い)クセがついてるから、良いクセをつけていかないと」。このように金村 暁投手コーチが説明しました。
午後のバッティング周りでは、金本監督が原口に身振り手振りの打撃指南。自ら質問しに行った原口文仁捕手は、鉄人の教えで「トップを作った時、左肩を軸にして打つと球への力の伝わり方が違った」と話します。「自分では右肩をぐるっと回す意識だったけど、左肩を軸にしてやれば良いんだ!と疑問が解けた」事に笑みがこぼれました。
あとは本人の取り組み方次第ですが、原口自身は一つ霧が晴れて視界良好。「(ここから秋季)キャンプとオフの期間でモノにしたい。今しか出来ないので!」と打撃開眼への決意を滲ませていました。