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2016.10.16
悔しい!もう一丁!

野球日和となった日曜日。秋季練習は16日で第2クールが終了しました。午前中は、みっちり守備練習を行った猛虎ナイン。投内連係の際には、岩貞が高代ヘッドから牽制球のアドバイスを受けています。

「(牽制の)レパートリーを多く持っておく」事が大切だと教わった岩貞祐太投手。このオフは「体力強化・技術面・筋力アップ。全てにレベルアップしたい」だけあって、トレーナーに組んでもらったメニューをこなしつつ、シャドーピッチングでのフォーム固めにも取り組む貪欲さに拍車がかかって来ました。

「(現在)色んな違うフォームを試していて(ヒジの出し方や)体を大きく使ってみたり、引き出しを増やしておきたい。シーズン中 いろいろフォームで課題が出たので、如何にブレを無くして行くか?」にポイントを置いています。

その岩貞とは よくキャッチボールのパートナーを務める藤浪が、シーズン終了後 初めてブルペン入り。 変化球を交え約50球を投げました。

「まぁ、ブルペンでキャッチボールと言うか、(それに)毛が生えたようなもの。今年170イニング位投げて、出来た部分と出来なかったところがあるから。ピッチングまで行かなくても、傾斜使ったバランスとか、腕の軌道であるとか・・修正点があるからね」。香田勲男投手コーチが解説します。「(藤浪は公式戦)最後の2試合良いカタチで終える事が出来て手応えを感じてる筈。(良い感じが残っている)今、フォームを固めてしまう。やって行こう!と言う事。(ブルペンに入る頻度は)1日おきとか。4勤というスケジュールなら2日は入って欲しい。(全体メニューの後に)シャドーとか、良ければ捕手に受けてもらうとか(マウンドの傾斜を使って)フォームを確認する作業をやって行く」計画です。

あくまで秋季練習の一環とする藤浪晋太郎投手も「フォームを意識して、というか?バランスを考えながら。変化球の方がフォームのバランスが分かりやすいんで・・・。(今後、頻度としては)身体の張りとかを考えながら、入れる時は入って行きたい」としています。

午後のフリー打撃と居残り特打の合間には、金本知憲監督自ら打席に立って久々にフリー打撃を行いました。22スイング中 ヒット性は6本ながらサク越えも一発放ちますが、納得行かず「悔しい!もう一丁!」と打撃投手に追加を要求する始末。「遊びとは言え、飛んでない!飛んでない!。悔しかった」。負けん気が頭をもたげる鉄人ですが、見つめる愛弟子の1人・原口文仁捕手は往年を彷彿とさせる打撃に「凄いですね!」と思わず舌を巻いていました。

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