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2016.10.17
宮崎で板山が躍動

秋季練習休日の17日、宮崎で開催中のフェニックス・リーグもこの日は試合がなくオフ日でしたが、雨天中止試合が続いたため、休日返上の練習が行われました。

10月3日から始まったみやざきフェニックス・リーグは、16日までに予定された12試合のうち5試合が雨天中止に。練習試合も1試合雨で流れ、天候に恵まれない日々が続いています。15日、16日と2日連続の試合中止をうけ、掛布雅之ファーム監督の指導の下、若虎たちは宮崎アイビーの室内練習場で汗を流しました。

ここまで7試合を戦って、その存在感を際立たせているのは板山祐太郎外野手。8日の西武戦(南郷)、10日の巨人戦(アイビー)、11日のヤクルト戦(西都)と3試合連続で猛打賞を記録し、26打数11安打、打率.423と打棒は絶好調です。左投手からの安打も目立ち、課題としていた左腕攻略にも手応え。一番打者として、打線を牽引しています。

ルーキーイヤーの今季は、一軍で40試合に出場して、106打数25安打、打率.236。亜細亜大からドラフト6位で入団し、持ち前の負けん気の強さと高い身体能力でアピールを続けましたが、一軍定着には至りませんでした。

金本知憲監督は板山を、29日から高知・安芸でスタートする秋季キャンプでの「強化指定選手」の筆頭候補に。内野の練習も本格的に始める予定で、2年目の飛躍に大きな期待がかかります。

今リーグ、不調に苦しんでいるのが、中軸を任されている江越、横田、陽川。打撃不振に喘いでいますが、14日の西武戦(南郷)で、横田は1号3ランを含む2安打3打点、陽川も1号ソロを含む3安打2打点と、復調の気配を見せ始めました。

横田慎太郎外野手は3年目の今季、開幕スタメンを掴むも一軍出場は38試合のみ。105打数20安打、打率は.190と結果を残すことができませんでした。ボールを遠くへ飛ばすという特長を生かすため、掛布監督の指導を受けながら、軸を意識しての打撃に取り組んでいます。

3年目の今季、一軍初出場を果たした陽川尚将内野手は、ウエスタン・リーグの最多本塁打(14)と最多打点(62)のタイトルを獲得。二冠に輝きましたが、一軍では29試合で72打数12安打、打率.167、2本塁打、4打点と、力を発揮できず。悔しいシーズンを過ごしました。

『超変革』のテーマの下、多くの若手選手たちがチャンスを手にしたシーズン。その経験を生かし、来季につなげるための大切な日々を、若虎たちはそれぞれの課題に向き合いながら過ごしています。24日まで、あと6試合。宮崎での熱い戦いは続きます。

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