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2016.10.22
メキシコで武者修行

22日、秋季キャンプの日程が発表されました。10月29日から11月16日までで、休日は11月2日、7日、12日(天候により変更の可能性があります)。多くの課題を克服するため、高知県安芸で鍛練の日々がスタートします。

この日は、秋季練習休日。翌23日からの最終クールに備えて、選手たちは休養に努めました。

宮崎で開催中のフェニックス・リーグは22日、予定されていた8試合すべてが雨天中止に。阪神は生目の杜第二野球場で日本ハムと対戦する予定でしたが、天候に泣かされました。これで、3日の開幕戦から6試合目の雨天中止。2度組まれた練習試合も、1度目は中止、2度目は四回裏終了降雨ノーゲームと、雨に悩まされ続けています。

フェニックス・リーグの最終戦は24日ですが、侍ジャパンU-23(23歳以下)代表の歳内宏明投手と植田海内野手は21日、宮崎を離れて千葉へ。日本代表に合流し、きょう22日からの合宿に参加しています。

U-23代表は、10月28日から11月6日までメキシコ・モンテレイで開催される『第1回 WBSC U-23ワールドカップ』に出場。斎藤雅樹・巨人ファーム監督を指揮官に、プロとアマ24選手の混成チームで、オープニングラウンドではグループBの台湾やオーストラリアらとの試合に臨みます。

高卒5年目、23歳の歳内は、聖光学院高3年時の2011年に出場した、第9回AAAアジア野球選手権大会以来2度目の日本代表入り。今季は一軍出場9試合のみと悔しいシーズンになりましたが、フェニックス・リーグでは3試合に登板して3回1安打無失点と、調子は上向きです。

20歳の植田は2年目の今季、10月1日の最終戦(対巨人・甲子園)で一軍初出場。3点リードの六回、二死一塁の場面で代走に出ると、初球で二盗に挑戦します。惜しくも失敗に終わりましたが、満員の阪神ファンに鮮烈な印象を残すデビューとなりました。

俊足と高い守備力が持ち味ですが、フェニックス・リーグでは4日から20日までに行われた全10試合に二番・遊撃で先発出場し、無安打だったのは2試合のみ。36打数12安打4打点、打率.333と打撃も好調です。

直前合宿を終えると、戦いの舞台メキシコへ。来季の飛躍を目指す若虎たちが、武者修行のため異国へと羽ばたきます。

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